ゲッコー通信

2018年9月15日(土)

子供と一緒にジムで登るということ

クライミングジムでは親子で楽しく安全に気軽にボルダリングが楽しめる。子供そっちのけで自分のクライミングに集中しても、ゲッコーの場合他のお客さんが面倒を見たり、子供がマットの上を駆け回ってもおおらかに放置するケースが多い。もちろん、他のお客さんの迷惑になるから、そおいう場合誰かが子供を叱ってもまあそれは常識的なことであろう。今ここで言いたいのはそんなルールとかマナー的なことではない。長年クライミングジムをやってきて思うのはクライミングの本質ということである。まだ言葉も話せない幼児が、真剣に課題にトライする父親をじっとみて、失敗すれば残念そうな、完登すれば喜びの表情を浮かべる。そこにボルダリングとかクライミングの本質を見たような気がした。遊園地のジャングルジムで子供を遊ばせるのとはまた違った、ゲッコーというクライミングジムでしか感じれない何か。ジム経営の喜びとか目的はそんな瞬間にある。