水曜が大人の日なら、金曜は子供の日。今日も夕方のゲッコーは10人の子供に占拠された。
5歳~12歳までの個性溢れる男の子、女の子。今のところ何を教えるでもなく、ただトップロープで遊ばせているだけだが、あえて何も教えていないという面もある。
ただ本能のおもむくままに登る子供たちに教えられることの方が多い。
彼らなりに登っている間いろいろな心の葛藤はあろうが、一心に高みをめざす姿を見ていると、そのシンプルさこそがクライミングの原点であることを思い出すのだ。
クライミングにしろ、ランニングにしろ、生活にしろ考え悩んで疲れてしまう大人の毎日。ここは子供を見習って、心を自由に解き放ち、登り、走り、暮らしてみよう。
あさっての九頭竜マラソンもそんなメンタリティーで完走したい。