昨年12月から、1冊のマラソン教本を信じて自分なりに体系立てたトレーニングを行っている。
何をするにも情報が氾濫する昨今、クライミングにしろランニングにしろ、自分にあった上達法を見つけるのは大変難しい。マラソンのトレーニングにしても、本屋にあれほど沢山のハウトゥー書が並んでいたり、ランニング月刊誌でも毎回違ったトレーニング法が紹介されていたり…、何を信じたらよいかわからなくなる。
最近、あらためて思うことは「明確な目標を決めてシンプルにトレーニングする」ということの大切さ。
自分の場合、ランニングは3月の能登マラソンと7月の富士山、クライミングはとりあえず2月28日のペトルーシュカ、4月のサワコ、オーバー・ヒートが現在の目標。トレーニングはランニングは毎週30km以上のロング走、3時間LSD、できれば10km程のレースペース走を行う。クライミングは毎週桜ケ池で5.12程度を何度も登り、ゲッコーで苦手ムーブの練習、負荷懸垂少々、キャンパ少々といったところ。
2009年からは生業もシンプルにゲッコーだけと決めた(たまにライターもしますが)。
シンプルな生活は人との関係もリアルにダイレクトに自分に跳ね返ってくる。簡単に言えばゲッコーに人が来なくなれば生活が破綻するということ。かといって人に擦り寄るだけでは、自分の人生はボヤけてしまう。
クライミングでランナウトしているときのようにシビレル毎日。しかし、それが自分の力量を信じ、冷静に判断したものでなければ、単なる無謀。そこには大怪我か、へたをすれば死が待っている。