北信越等でお休みにしていたキッズ教室復活。猛暑もなんのその、こどもたちの元気な声がジムに響く。昨年11月から始まったキッズ教室。近所の子たちをトップロープで遊ばせているだけなので、教室とか先生と言われるのも気恥ずかしいが、今日は少し新しい展開を感じた日であった。
その一つは「リード」をやりたいという子が出てきたので、トップロープで確保しながら、リードの形だけやらせてみたこと。8の字結びも教えたけど、すぐにマスターして少し驚く。
もう一つは、子どもを連れてきているママさんたちも、ボルダーに取り付き始めたこと。いつもは登る子供に下から、ガンバ!とかもっと右とか左とか声援を送っているだけだけど、自分が実際に登ってみて、その高さの恐怖感とか難しさを感じた様子。
リードに発展していかなければクライミングとは言えないけど、よく考えてみたら小さい子がリードしたいと言い出すことが、今のスポーツクライミングだなと改めて思った。
昔は山岳会などで何回もセカンドで登って、先輩の承認や、自分の決意で震えながらリードしたものだが、時代は変った。
いずれにしても、本格的なクライミングの入り口に立ち始めたこどもたち。自戒も含めて慎重に教えていこう。