2011年のGWは、結構お客さんが来てくれたり、昨年に続き名古屋の友人が遊びに来てくれたり、その間ホールド付けや入門課題を作ったりと静かに過ぎて行った。
昨年の5月5日にあわやという怪我をしてから丁度1年、こうして何もなかったかのようにクライミングできていることをとても有難く思っている。クライミングというものは、一瞬のミスが、まわりの人に迷惑や心配をかけ、人生を終わらせてしまう危険性をはらんでいるということを身をもって味わった。
自分は人や自然に登らせてもらっているという気持ちを忘れないようにしたい。
昨年、佐久総合病院の窓から眺めていた浅間山を思い出し、同病院ゆかりの芥川賞作家、南木佳士の「山行記」を読み始める。