9月6日(木)、夏バテが回復し切らずジムでボーッとしていたら、それに喝を入れるがごとく、大魔王がミニコンペをやろうと言い出した。居合わせたSッキーにも手伝ってもらい、急遽30課題を作り、得点表も作る。この30課題に9月9日(日)19:00までトライ。1課題につき一撃5点、以降1点、登れなかったら0点とし得点を競う。ジムに来る人に半ば強制的に参加(エントリーフィー300円)してもらい、参加賞ソイジョイを渡す。みなさん楽しんでいただけたようだった。
優勝は最近絶好調のCんペイ、2位オッシー2号、3位は同点で校長と班長S倉。豪華賞品が進呈された。
9月12日(水)
宿題を回収しにカサメリへ。メンバーO井、ガイド雪男。
8時37分、カサメリ沢コセロック着。雪男氏はスティーブらと同行し不動沢の屏風岩とかに行っていたそうだ、とあとで聞く。
宿題のワニワニ5.11bは最後独自ムーヴでなんとか登る。
次に漁師の娘5.11cにトライ。O井ユージコージは、核心のムーヴをアドバイスしたら、2回目であっさり登る。アドバイスした方は3回やっても登れず。しかし、次回は行けそう。登ってやろうという気合が相変わらず出ない。そおいう気合がなくても登れるように、肉体的余裕度を少しでも上げるトレーニングを日々やらなくては。
雨が降って来て、一旦芝生広場まで戻る。ミズガキボルダーを少し見て、マットがないのでブルーというかグリーンシートを敷いて、低めの課題に触る。ここでもユージコージは強く、初段の課題がもう少しで登れそうだった。私は全くだめ。
この日の夜、ミズガキのキャンプ場でパタゴニアの小さなイベントがありスティーブ・ハウスが来ていた。準備が整うまでの待ち時間、持って行った彼の著書「垂壁のかなたへ」にサインしてもらった。
世界最強のアルパインクライマーのサインには「GO SIMPLY、CLIMB WELL」と書かれていた。
日頃、ウジウジと能書きの多い中年クライマーにとって、もっと単純に純粋に、ただクライミングを楽しもうというメッセージに受け取れた。
ガスが降りてきたミズガキの岩場。
スライドショーの準備をするスティーブ・ハウス。上手く撮れんかった。