雑穀谷・松の木フェイス

 昨日に引き続き雑穀。O谷さんとマルチ練習。

「日本100岩場④東海・関西」P169の⑤と⑩のライン、すなわちブラック5.10cと卒業5.10を2ピッチもしくは3ピッチで登るラインをマルチの練習用でたまに登っている。

卒業のラインは1ピッチでも登れるが、真ん中あたりクラックを登ったところに良いビレイポイントがあるので、ここでピッチを切った方が、高度感を味わいながらセカンドビレイできたりして気持良い。

このピッチは、下部のハング越えが結構悪く5.10cかd位。上部のクラックは短いながら雑穀では一番美しいクラックのひとつで、サイズはオフハンド~ハンド。ジョーズのようにクラック横にしっかりとしたボルトが打ってあるが、ここはそれを使用せず、カムをきちんとセットして登るのに最適。グレードは5.10bかcだろう。このピッチにたどり着くまで一手間あるが、おすすめのルートだと思う。

 

しかし、今日はアクシデント多発。上記クラック手前にある、いつも掴んでいる突起状のホールドがパカンと外れて落下。ビレイヤーに当たりそうになるし、ロープ操作のミスがあったり、カラビナを落としたり(これは偶然、懸垂下降中に見つけた)危険な局面が幾つかあった。

技術を見直し、慎重、安全なクライミングを心がけなければ。

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卒業の真ん中あたりのビレイポイントから。

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 ホールドが欠けた部分。シーズン初めは特に岩が不安定なので注意が必要!

 

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懸垂下降で取り付きに降りて来て、ロープを束ねているときに発見。

たぶんあのとき…。

 

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