工場長、局長とトレラン参加。
今回の目標は制限時間内完走。富士山の落胆から漸く気持ちが上向いてきて、このところ週に2,3回10kmほど走っているが、後半足が動かなくなり、トレランレースで頑張れば早々に潰れるのは必至。
高清水山を越えるまで、出来るだけ抑えることを自分に言い聞かせレースに臨む。
結果は、7時間40分57秒で完走。工場長より20分、局長より1時間遅れの完走だったが、内容的には満足だった。途中のぬかるみには閉口したが、コンディションはたぶん昨年より格段に良く、エイドの充実、運営の質、ゴール付近の雰囲気など全てにおいて好印象だったので、また参加したいと思った。
500年前にこの道を毎月歩いた道宗さんは、いったい何を思って歩いていたのか。浄土宗への篤き信仰はその通りだと思うけど、同時に自分で思い定めたことは守り通すという強い気持ちがあったに違いない。
今、スポーツクライミングが2020年オリンピックに選ばれ、一方、雑穀谷が消滅するかもしれない。
自分が追い求めるクライミングと自分が運営するジムを取り巻く環境は、変りつつあり、自分の年齢によるクライミングへの取り組み方の変化がそれに加わる。
今こそ、道宗さんの生き方に学ばなければならない。