昨年11月からゲッコーで練習した成果を試す時が来た。2019年6月2日(日)雑穀谷は薄曇り、暑からず寒からず快適なコンデション。堰堤工事のトイレや水道がクライマーに配慮して自由に使えるのでさらに快適。駐車スペースも昨年より広く整備された。当初私が期待していた自然の岩の子供たちによるリードには至らなかったが、約半年のジム練習で女子2名とそのお母さんは見違えるほどクライマーらしくなってきた。この日岩場に来ていた10名以上のゲッコーメンバーが応援してくれるなか、涙あり笑いありの充実した日曜となった。
クライミングジムの人工壁は楽しいけれど、どうしたって自然の岩の理屈抜きのすばらしさにはかなわない。ゲッコーの基本姿勢は「人工壁のボルダリングを入り口としてアウトドアのロッククライミングまでを老若男女に優しく広める」ということであることを改めて自覚した。