松尾峠&小川山7回目

10月9日(火)弥陀ヶ原の松尾峠へ。写真撮りに。朝7:00、称名道路のゲートが開くと同時に車乗り入れる。称名駐車場に車止めて、トイレ済ませて、7:14歩き始める。八郎坂登って、弥陀ヶ原の木道歩く。快晴、朝の光に紅葉が映え、大日連山を左手に見ながら気持ちよく歩く。松尾峠展望台着9:14、2時間ジャスト。ここまで予定通り。しかし、時既に遅く、谷間の上昇気流は強くなり、ガスが上がり始めた。目的の獅子岳~鷲岳間のザラ峠はガスに隠れて見えなくなった。計画では遅くとも10:30まで撮影を終え13:30までにジムへ戻るはずだったが、電波が通じたので、Sッキーに1時間程店番を頼んで、もう1時間ねばる。しかし結局、ザラ峠はすっきりと見えることはなかった。出直し。来週はもっと早い時間にバスで来よう。
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右の雲に隠れるか隠れないかのところがザラ峠。これが一番見えた瞬間。

10日(水)小川山へ。メンバーはガイド雪男、コージOイ。

例によってバナナ1回。少しずつパワーと持久力を着けるしかない。少しは進歩しているはず。

月光1回だけ触って、緑のマント少し触る。小川山はかなり寒い。ダウンジャケット必携。

今年来れるのはこれが最後かな?バナナや緑のマントの力の入れ方=フルパワーを意識して日々故障しないようにトレーニングしたいもの。

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 月光、中間部

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フクベ&太郎山

10月3日(水)フクベボルダー。パートナーOイさん。フクベは去年も一昨年も年1回しか来ていない。バター岩、カチロック、古城岩の裏手の岩、枕岩に触った。

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枕岩

10月4日(木)

ちょっとした撮影の仕事で太郎山へ。

午後からジム営業なので、有峰林道のゲートが開く6時に入って、登って、写真撮ってすぐ下りて来た。ゲッコーに着いたら13:00。久々に少し高いところへ登ったけど、もっとのんびりしたいものだ。

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基本的な写真押さえた後、一服してからきちんと撮ろうと思っていたら、瞬く間にガスってきて何も見えなくなった。山の天気の移ろいやすさ、恐るべし。ほんの数分で、無駄足になるところだったが、運が良かった。

 

追悼の会

 9月29日(土)雑穀谷にて。

雪男氏の声かけで、8月沢登り中に亡くなった仲間の追悼会を行う。

10名余りが参加。焚き火を囲んで、思いやり溢れる優しき故人を偲んだ。

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病気にしろ、事故にしろ、生き存えているものは、多かれ少なかれ、尊大な優越感を持ってしまう。

しかし幸運を誇って何になる。全てはいつ自分に起こっても不思議ではない。誇らしい気分の入る余地などどこにもない。スティーブ・ハウスの受け売り。

小川山2012年6回目

 朝5時に集合して小川山へ。メンバーOイ。

9時7分廻り目平着。濃いブルーの空は小川山の秋。

9時32分仏岩着。1回だけバナナクラックのビレー付き合ってもらう。

岩の状態は完璧。結果は微妙は進歩はあるものの全くだめ。技術、パワー、メンタル全てが足りない。

でも登りたい気持ちは、だんだん強くなってきた。日々バナナクラックを想ってトレーニングするぞ!

1時間半ほど仏岩、あとはOイちゃんのお好きにどうぞ、ということでタヌキ岩へ。

トロロには気後れしたので隣の、自然薯5.11a/bから。

ヌンチャクかけながら途中敗退したOイに代わり、テンション交えて上まで抜けてムーヴを見せたら、Oイ君しっかりそれを参考にして、2回目であっさり登ってしまう。しかたなく、自分もRPする。最近このパターンが多い。心地よいプレッシャーを感じながら登れているうちはまだいいが、そのうち彼は自分には手の届かないグレードへと進んで行くのだろう。少しでも若者の上達について行けるよう自分も頑張ろう。

次は月光5.11c。Oイ最上部抜けれず敗退。私なんとか終了点まで抜けて即回収。

出だしはジメッとして登攀意欲を削がれるが、登ってみると、ハングあり立ちこみあり、バラエティーに富んだ好ルート。名前からして、いずれきちんと登っておきたい。

最後はボルダー。Oイ、エイハブ一撃。淀みなくきれいに登る。そのあと緑のマントに触り、暗くなったので撤収。ボルダーももう少ししなくては。

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ミニコンペとカサメリとスティーブ・ハウス

 9月6日(木)、夏バテが回復し切らずジムでボーッとしていたら、それに喝を入れるがごとく、大魔王がミニコンペをやろうと言い出した。居合わせたSッキーにも手伝ってもらい、急遽30課題を作り、得点表も作る。この30課題に9月9日(日)19:00までトライ。1課題につき一撃5点、以降1点、登れなかったら0点とし得点を競う。ジムに来る人に半ば強制的に参加(エントリーフィー300円)してもらい、参加賞ソイジョイを渡す。みなさん楽しんでいただけたようだった。

優勝は最近絶好調のCんペイ、2位オッシー2号、3位は同点で校長と班長S倉。豪華賞品が進呈された。

 

 9月12日(水)

 宿題を回収しにカサメリへ。メンバーO井、ガイド雪男。

8時37分、カサメリ沢コセロック着。雪男氏はスティーブらと同行し不動沢の屏風岩とかに行っていたそうだ、とあとで聞く。

宿題のワニワニ5.11bは最後独自ムーヴでなんとか登る。

次に漁師の娘5.11cにトライ。O井ユージコージは、核心のムーヴをアドバイスしたら、2回目であっさり登る。アドバイスした方は3回やっても登れず。しかし、次回は行けそう。登ってやろうという気合が相変わらず出ない。そおいう気合がなくても登れるように、肉体的余裕度を少しでも上げるトレーニングを日々やらなくては。

雨が降って来て、一旦芝生広場まで戻る。ミズガキボルダーを少し見て、マットがないのでブルーというかグリーンシートを敷いて、低めの課題に触る。ここでもユージコージは強く、初段の課題がもう少しで登れそうだった。私は全くだめ。

 この日の夜、ミズガキのキャンプ場でパタゴニアの小さなイベントがありスティーブ・ハウスが来ていた。準備が整うまでの待ち時間、持って行った彼の著書「垂壁のかなたへ」にサインしてもらった。

世界最強のアルパインクライマーのサインには「GO SIMPLY、CLIMB WELL」と書かれていた。

日頃、ウジウジと能書きの多い中年クライマーにとって、もっと単純に純粋に、ただクライミングを楽しもうというメッセージに受け取れた。

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ガスが降りてきたミズガキの岩場。

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スライドショーの準備をするスティーブ・ハウス。上手く撮れんかった。

 

 

雑穀9月

 夏の疲れは少しずつ取れてきたが、遠征の気力が湧かず。雑穀へ。

登る気力もあまりなく、チャック、サンセット、一人前を触っただけであとはビレー。

日が照ると真夏の暑さ、陰ると秋の涼しさ。ミンミンゼミが過ぎ行く夏を惜しむように鳴いている。

トップロープで5回ほど練習したあと、S村はサンセットをRPした。

Sッキーは、サワコにトライし(次は行けそう)、Oイは一人前に跳ね返され、元気な大魔王も現れ、神様が大日岳から降りてきた。

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カサメリ沢

 水曜生岩、本日はカサメリ沢。メンバー、大魔王、女王、Sッキー、Oイ、O谷、私の6名。

魔王、女王の漫才を聞きつつ賑やかに、ミズガキを目指す。

9時、モツランド着。自然に大魔王&0イ、女王&Sッキー、O谷&私ペアに別れる。

カサメリ沢は明るい沢にコンパクトなルートが点在し、気軽にクライミングが楽しめる。大魔王&0イ、女王&Sッキー各ペアがちょっとハードめな課題を攻めるのに対し、我々ペアはのんびりと5.10台を登る。

最終的には女王&Sッキーの勝ち。

自分自身の感想は、楽しかったのが一番大きいけど、ワニワニワニ一撃逃して、結局登れず、漁師の娘の核心のムーヴできずちょっとくやしい思いもした。瞬発力、ねばり、バランス感覚など俺も年だなと思う反面、7,8月の不調から少し回復し、まだまだやれるぞという気持ちもあり、良い面悪い面半分半分といったところ。

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金のわらじ5.12a、トライ中の女王

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ぞうりむし5.11aで今日を締めくくるOイ

 

帰宅してからカサメリ沢が発表された「岩と雪154号」を読んでみる。自分の中ではカサメリ沢は新しいエリアだけど、この発表は1992年のことなのである。

自分のこの感覚のズレが一番良くない。元気だった若い頃はとっくの昔に終わっている。新鮮な刺激をどんどん受けて、少しでも進歩するよう努力したい。そして一本でも多く、良いルートをきれいに登りたい。

 

 

小川山2012年5回目

 ジムホールド替え、登山教室、JOC、セッター講習など、暑い中、8月はちょっと辛かった。

鋭気を取り戻すために、のんびりと小川山を目指す。

メンバー、Yすもん、神様、S村、Oイ。

アサギマダラが舞う晩夏の小川山は気持ちよかったが、悲しい知らせにクライミングを頑張る気分にはなれなかった。

 

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平成24年度セッター講習会

 8月14日から16日まで2泊3日でセッター講習会というものに参加した。
場所はJOCに引き続き桜ケ池クライミングセンター。
3日間で2本のルートセットが課せられるのだが、これが予想以上の重労働。

 ルートセットの目的はクライミングコンペで順位が付き、且つ選手や観客が楽しめるルート作りであるわけだが、自分の場合はそこまでは全く至らず、やっとのことで下から上まで何とかホールドを付けたに過ぎなかった。セットのセンス以前に、高所での安全で効率的な作業能力、何と言っても体力が必要であると痛感した。つまりこれは、壁の中でいかに軽く動けるかということで、イコール5.13を苦にしないクライミング能力が必要なんだろうと感じた。

 
大変勉強になったお盆であった。

 

 
連日深夜までセットに励む講習生達

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お盆前半

 8月10日(金)文登研でジュニア登山教室のクライミング体験。3年目。39名の子供達をトップロープで遊ばせる。Dチ女王と。15時15分に終了し、外壁のクラック見る(意外に練習に使えるかも)。そのあとランニング藤橋~称名展望台往復。

11日(土)12日(日)城端・桜ケ池でJOCジュニアオリンピック・スポーツクライミングのビレイ。

子供に怪我させないように、黙々とビレイ。今年のルートはハリボテを駆使していつも以上に洗練されたものに見えた。子供達の喧しい「ガンバ」の声援は学校の運動会を思わせ、50歳を迎えるおじさんクライマーにとってますます異質な世界に感じてしまう。でも、今のクライミング界にとってコンペは、必要不可欠なもの。付き合っていくしかない。

今日の決勝はどうだったのかな?

明日からはこの場所で、2泊3日でセッター講習会に参加する。

ジムの課題も作らなければならないが、生岩の目標ルートにトライする時間を早く取り戻したい。