2011年ありがとうございました

 穏やかな大晦日。午前中、家の掃除などを片付け、年賀状もやっと出して、昼食後ゲッコーへ。

軽く掃除をして、蜘蛛の巣を掃ったり鏡餅を供えたりしていたら、常連さんやら、ビジターさんが次から次へと訪れる。10年ぶりのY田さんも、ラントレのS田さんもやってくる。

登り納めということで、女王さまと軽くリードしたあと、Sっキーやお父さん、O谷さんらと軽めのセッション。気持ち良く1年を締めくくることができました。

今年もたくさんの方に利用していただき本当にありがとうございました。ほんの少しずつしか良くなっていかないジムですが、2012年も皆さんのご利用をお待ちしております。共にクライミングを通して豊かな人生にしたいものです。

どうぞよろしくお願いいたします。

2012年ゲッコーは元旦13:30~営業します。正月三箇日13:30~17:00やりまっせー!!

スクワット!

 どうも走りの距離が伸びない。12月の累計は82.9km。走りの距離よりも質が大切というが、これではあまりにも少なすぎる。28日(水)には20km以上走って、せめて100kmに乗せようと思っていた。いつものコースが雪で走れないので市の体育館へ行ったら、既に正月休みに入っていた。

仕方がないのでゲッコーで黙々とスクワットをする。休み休みで500回。28分08秒75かかった。

これがなかなか良い。単調なトレーニングだが山道で足が動かなくなる感覚を手軽に味わえる。

どんなに天候が悪くても、狭い所でもすぐにできる。1月、2月雪で外が走れない時は市体育館のランとスクワットだ!

本日も自宅にて、年末の雑事の合間を縫ってスクワット500回。やる前はいやいやだったけど、たったの19分32秒82でできた。これだけで翌日筋肉痛になる位。何たる弱さ。しかし効率の良いトレーニングと言えるかも。

屏風山→豊田 不発

 今年最後の生岩を締めくくるべく、O谷さんと屏風山へ。しかし雪で登れず。豊田はどうかと転戦。だがしかし、ここも雪。それでも20年振り位の豊田、懐かしさで胸がキューンとなった。あのころの情熱を思い出し来年もがんばろう。

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車を降りたところはごらんの通り。

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イヴはベチョベチョ。

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数日前の心中未遂現場には、一人のアルピニストが。

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アダムにも雪が。

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懐かしのダンス。何回登ったろうか?

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懐かしの北北西、パントマイム。よく一人でロープをフィックスして練習していたものだ。

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懐かしの雨蛙。当時はしょぼいと思っていたが、今見ると意外に高くて見栄えがした。

昔の記憶をたどって行って見た思い出の場所、記憶が合っている所もあれば、違う所もあった。

いつの間にか過ぎてしまったけど、20年の歳月とは大きなものだと感じました。

 

屏風山2011年12月

 11月28日以来の生岩。1ヶ月近く自然の岩に触らないと、精神的にも肉体的にもストレスが溜まってくる。本日のメンバーはUジコージ、S村女史。

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最初はビビッて岩にへばりついていたが、だんだん慣れてきた女史。

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思うようにスラブが登れないし、このままここから身を投げてしまおうか…、

と落ち込む2人であったが、なんとか思い留まってもらった。

私は4月6日以来8ヶ月半ぶりにイブに触ってみる。トップロープながら4月より余裕を感じた。

毎週火曜日のウェイトトレーニングの効果だと思う。火曜日の昼ウェイトトレをやって、夜ゲッコーで常連とセッションをやると全く登れなかったのが、このところ少し体が動くようになってきた。ウェイトトレをもう少しハードにする必要があるようだ。

2012年の1月、2月は屏風山イブをメインに豊田にも行ってみたいな。

年末いろいろ落着かないけど、自然の岩を登って気持ちがすっきりした。

 

 

EC様に力をいただく

 12月7日EC&SWコンサート。金沢公演も音が良くて良かったそうだが、この日の武道館も良かったです。特にアコースティック・セットの「ドリフティン」はすごかった。指の一本一本に何かがとり憑いているような凄まじさ。持参したオペラグラスで、始めから最後まで神の運指に見入った。家に帰って、今回のツアーも全て追っかけている方のサイトを拝見したら「このドリフティンは今ツアー最高、いや近年最高」と書いておられ、あらためて良いものを見せてもらったと感動。前々回2006年は現代3大ギタリストの一人と言われるDTを招いてのツアーだったが、私にすればDT君は上手いけど元気が良すぎて、EC様のコンサートの中でちょっとうるさく感じた。それに比べ、今回のSWさんはさすが40年来の朋友。全体を通してEC様よりもかなり多く歌っていたにも関わらず、全く違和感なし……、と何を書いているのだ、このブログはクライミング限定なのだった。

 久々の東京だったので、PんぷTokyoやPゴニア渋谷、Cファテ、山の古本豊富なYきゅう堂などを見てまわる。買い物の誘惑いっぱいだったけど何も買わず(買えず)。

 確かにPんぷTokyoは綺麗だし施設的にもすばらしい。しかし根本的に我がゲッコーのあり方とは違う。EC&SWに40年の歴史があるように、私にも30年の(取るに足らないけど)考えがある。ゲッコーは富山という地方で、細くても地味でも下手でも、長くクライミングを楽しみたい人たちの憩いの場であり続けたい。そおいう思いを強くして、人だらけの東京を後にしてきた。

 

12月のホールド

いつまで続くか?毎月のホールド。小出しで継続します。

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AIX ミディアム ハンド3

リード壁に5.11aのルート作りました。登って下さい。

 

 

年末年始営業のお知らせ

12月29日(木)通常 19:30~22:00

   31日(土)通常 13:30~17:00

 1月 1日(日)通常 13:30~17:00

    2日(月)通常?13:30~17:00

    3日(火)通常?13:30~17:00

    4日(水)休み

という、訳のわからん営業です。

会員の方は思う存分いつでも使ってください。

雪が積もらなければ良いが…。

黙々とトレーニング

 明日から12月。今年はメジャーな岩場へはほとんど行っていないが、トレーニングの手ごたえがだんだんいい感じになってきた。ランニングのトレーニングも1年半ぶり位に本調子に戻りつつある。本日24km走って、11月の月間走行距離は158km。200km目標だったが、まあ良しとしよう。

冬の計画は、クライミングにおいては現在のウエイトトレーニングの継続と月に2回位は屏風山、フクベ、笠置、できれば豊田のいずれかに行きたい。ランニングの方はフルマラソンを楽しむために、ゆっくりでいいから30km以上走っても体のどこも痛くならないように、一週間~10日に一度は30km以上走を繰り返すこと。来年の富士山へ向けて垂直方向の筋力、耐久力の基礎固め。

来年はゲッコーに更衣室、受付を設けたいので無駄なお金は使わない。

お金を使う前に、自分の肉体と頭の中身を磨くのだ。

雑穀、2011年最終

 3週間近くぶりの生岩。メンバー、Sざわ校長、O谷、M木、ワシのナイスなおじさん4名。

桂台のゲートは1週間前に閉まり20分ほど歩く。道路脇には雪があるが、歩くところは岩場まで除雪されており問題なし。雑穀広場も雪が積もっていたが、壁際に1mほど雪のない所があって助かった。

O谷さん、M木さんはスーパークラックトライ。O谷さんは今年最後のチャンスを見事にモノにしてレッドポイント。東京マラソンに当選し、動きも軽快だった。M木さんはあと一歩。しかし、あれだけパワーと持久力があれば、来年はあっさり登れると思う。

私は校長とサワコシ。実は昨夜からサワコシをきれいに登り今年の雑穀を締めくくる胸算用だったのだが…。いつものところで足が滑り思うようにはならず。サワコシを2回上まで登り、最後にカムを残したままサワコにトライ。これは近年では最高のスマートな登りでピンクポイントできた。

 足が滑る箇所のステミングのムーヴを、右手サムカムから左手クロス気味にピンキージャムにするムーヴに変えたら、安定してできた。昔はこのムーヴをやっていたのだが、ここ何年もできなかったムーヴ。今日は昔以上に楽にできた。2ケ月程週一でやっているウエイトトレーニングの効果だと自信を持って言える。

 今年は本当に雑穀谷に楽しませてもらった。来年の5月まで半年間のお別れだけど、冬の間現状のトレーニングを継続し、来年はサワコシをジョーズ位の感覚で登れるようにしたい。

本日はカメラを家に忘れてしまい、写真なし。

 

ウエイトトレーニング効果

 「パワーが足りない」と一言で言っても、その捉え方は人によって違う。

自分の場合、パワーをつけるのに最も効率的な方法は、ウエイトトレーニングであると信じている。

ウエイトトレーニングと言うと、すぐに筋量のアップと思われるが、それには長い期間がかかる。

今、言及している「効率的な方法」とは、ウエイトトレーニングによって、脳から全身に力を出すように送る信号を効果的に強化できるということである。

重要なのはクライミング中(私の場合ランニング中も)のどのような局面でパワーが欲しいのか明確にイメージしながら、ウエイトトレをやること。だからそのイメージがない時にはウエイトはするべきではない。十分なレスト日(これも頃合が難しい)を設けた後に、実際のルートや課題で効果を確認すること。

さらに今言っているウェイトトレーニングは1~3回できるか出来ないかのウェイトトレのやり方なので故障のリスクも高い。

細かいことをきちんとまとめて、ゲッコーに来られる伸び悩みの方にも伝えたいのだが、なかなか難しい。とにかく一番大切なのは、壁にぶち当たっても、辛抱強く試行錯誤を繰り返すこと。

クライミングを気晴らしの娯楽と考えるのもその人の自由だけど、行く先の見えない奥深い世界と捉える人にこそゲッコーを活用していただきたい。ともに探求していきましょうぞ。

長い目でみればその方が絶対に楽しいから。