小川山

 久しぶりの小川山、自然の岩。完全に走りモード、トレランモードになっている体を、クライミングに戻さなければ。というか、これからは、常時クライミング、トレランOKの状態を目指したい。

5日(水)4:00県総集合。パートナー将棋魔王。

8:25 小川山着。本日の目標、烏帽子岩本峰西面「森の天使 3P」

    例によって、ケルンやふみ跡を適当に登っていったら迷う。

13:05 漸く取り付きに到着。

   単独行で道のない山を読図しながら行く登山は、あまり迷わない。踏み後や目印が錯綜する山道は、たいてい迷う。一人で行くと迷わないけど、複数で行くと迷う。情報に対する取り組み方で、気持ちの持ち様で、迷ったり迷わなかったりする。我々が情報氾濫社会に生きるヒントがここにある。迷ったら迷ったで、平常心でリカバーするのがクライマーである。なんちゃって。

「森の天使」 1,3ピッチ私リード、2P魔王リード。トレーニング不足で2Pフォローのくせに5テン位、3Pの出だし2、3ムーブ解決できず。

とても気持ちの良いルートであった。特にセカンドをビレイする間に眺める、小川山の森や岩が人生に疲れつつある私を、優しく癒してくれるのであった。

次はいつ、ここへくるかわからないが、「もりてん」左隣の「ラスト・リゾート」「ウエストカンテ」「なんかようかい」など、登りたいと思わせるラインだった。

 

富士登山競走2015と北信越国体

 今年の富士登山競走は、山登りのトレーニングをかなりやって、昨年の記録を大きく更新できる自信を持って臨んだのだが…。結果はまさかの5合目タイムオーバー。序盤からペースが上がらず、2時間20分の関門に2分足りなかった。

期待はずれの結果にしばらく落ち込んだが、冷静に考えてみると、それほど悲観することもないと思えてきた。これまで7回のトライの各ポイントのタイムを比較すると、あまり変わっていない。45歳の年に最初に挑戦し、今52歳。この8年間、年齢的な気力の衰え、(ブログにも良く書いているが)学習性無力感を感じているけども、実際は、自分なりにトレーニングして体力は維持できているということだ。

まだまだ、上達できるはずだ。登山競走もクライミングも。

今から来年の富士山に向けて始動する。早速、道宗道トレイルランにエントリした。

例年のごとく、富士山の翌日、北信越国体のスタッフ。今年は富山開催なので楽。

選手達を見ても、あまりなんとも思わなくなってきた。難しい課題を登っても、早く走っても、クライミングやランニングから受け取る何か豊かなものは、それらにかける情熱の強さとか継続する長さに比例する。自分には若さを羨んでばかりいる暇はない。

真夏の夕暮れ、ヒグラシの合唱を聞きながら、再び岩に触れ、山を走りたい気持ちが高まってきた。

 

富士山最終チェック

 いよいよ来週金曜が本番。

7月15日(水)、現在の体力を測る最終チェックを行う。

藤橋~大日岳頂上 12.3km、高度差2026m、3時間13分 (称名→立山駅 バスで移動)

粟巣野~瀬戸蔵山頂 2.1km、高度差720m、1時間3分

前者は目標3時間切り、後者は1時間切りだったのだが、僅かに及ばず。

自分の試算では、これは富士山なら4時間40分位で、完走の4時間30分には手が届かないレベルだ。

一週間充分に休養し、本番は戦略と気力で、この10分をカバーしたい。

 

いよいよ7月

 富士山まであと3週間あまり。ハードな練習はあと2回しかできない。

4月からのトレーニングを振り返ってみる。登りのみの累積高度は4月が4500m以上、5月が7434m以上、6月は11305m以上。いい感じでトレーニングできていると言えば、そう言えるかもしれないが、富士山を完走できるレベルには、もう少し足りないというのが正直な気持ち。

スピードも耐久力も、もう少し足りない。仮にもう少し強くなったとして、まだまだ完走ギリギリのレベルだと思う。

故障に気をつけて、レース当日までの高揚感を味わい、そして楽しみたい。

第23回ヒスイの里山岳マラソン ファイナル

 O谷工場長と毎年、富士山のトレーニングで出ている30kmレース。

スタッフの高齢化などによる人数不足で、今年で最後となる。

開会式では長年本レースを支えてきた方々、特に女性スタッフの涙の説明があったり、23回連続出場の方の選手宣誓があったりと、胸に来るものがあった。

今年は、かなりいい感じで富士山のトレーニングが出来ているので、特に往路の登りは足が攣っても攻めて行こうと、スタートから飛ばす。しかし、11kmあたりから17kmあたりで、腹痛。エイドステーションでトイレットペーパーを借り、沿道の林に飛び込み、事なきを得た。ここで大失速。後半、盛り返して何とか昨年のタイムを2分ほど更新したが、目標には及ばなかった。

工場長は楽々と走りきり、私の目標タイムでフィニッシュ。今年の富士山は良い記録が出ると思う。

私は、帰りの車のなかでは、ちょっとがっかりだったけど、帰宅して5kmごとのタイムを分析したりしていたら、そう悲観することもないと思えてきた。また一つ課題が見えた。あと1ケ月で調子を上げて、富士山に喰らいついていくぞ!

富士山トレーニング

富士登山競走に向けてのトレーニング、今年はかなり集中できている。

6月10日(水)は鍬崎山へ。立山あるぺん村の少し上から走り始め、4時間をわずかに切って、鍬崎山頂上に立つ。

6月15日(月)O谷さんと僧ヶ岳へ。東又谷コース。11時過ぎ、駐車場を出発して1時間40分ほどで僧ヶ岳頂上。14時15分、車に戻る。

富士山完走には、もう少しスピードアップすることと、そのスピードで4時間登り続ける耐久力、高度への順応が必要。あと1ケ月とちょっと。故障に注意して少しでも自分の能力を高めたい。

明日はどこを走ろうか?2、3日レストして、6月21日(日)は青海マラソン(30km)の予定。

クライミングはしばらくお預け。秋までジムで調整して、富士山がひと段落したら外の岩に戻ろう。

toga天空トレイルラン

ゲッコーの仲間2人と、利賀村のトレイルランに出場。50歳を迎える頃から、あらゆることに無力感を持ってしまい(ちょっとおおげさだけど、何をするのもめんどくさい)、これを克服することが、日々のテーマになっているけれども、この二人からは特に走ることに関してよい刺激をもらっている。

レースは第2エイドを越えて、「沢またぎ」のポイントを過ぎて、林道に出た辺り(たぶん15km付近)でふくらはぎが痙攣して、以降はこの足のツリとの戦いになった。しかし、この時しばらく並走して話しかけてくれた、救護スタッフの若くて速そうなトレイルランナーのお兄さんの言葉が、メンタル的にとても励みになった。「痙攣した時は、すごく落ち込むけど、そこで諦めないでなんとか持ちこたえれば、レース中に回復するチャンスはきっとある。僕も何度も経験している」といった内容だった。この若者とは、後半にも遭遇して、ここでも声をかけてくれて嬉しかった。

結果は5時間34分3秒、ロングコース男子53位、50代男子4位だった。

帰宅してパンフレットを読み返したら、3位まで表彰ということでちょっと悔しかった。翌日の朝刊にも3位まで名前が載っていたのでまたちょっと悔しかった。でも4位ということは、もう少し鍛えれば、来年50代1位も狙えるのでは、などと淡い期待も抱かせてくれる結果ではあった。

なんとか完走できてほっとした。富士山に向けて弱点が明確になったのは収穫だ。

1時間以上坂道を自分の全力に近い速さで駆け上がり、そのあと急な登山道を3時間、これも同様の強度で駆け上がる。これを痙攣を恐れずにやるイメージ。練習の時ならいくら痙攣してもいいから、富士山まで何度か、これ位のランニング登山を実行すること。その他の日は、家の近所の坂道を、1日おき位に走ること。

6月21日(日)のヒスイの里・山岳マラソンで、その効果を確認したい。

 

 

雑穀谷

5月11日(月)今年最初の雑穀。

5月29日にヨセミテへ行くFさんの調整で。

不二越3回登る。ブログの更新なかなかできず。いろんなことが思うように進まない。

パソコンのプリンターも壊れてしまった。

屏風山2015の3回目

今回はメンバーF屋さん、O谷さん、Uミ君。

秀則コーナー、ハッピークラック、新人クラックにトライ。

ゲッコーではあまり見られない、Uミ君の気合に、刺激をもらう。

F屋さんもヨセミテまであと2ヶ月、秀則のナチュプロリードにトライ。いい感じ。

O谷さんも、頑張っていた。

私はビレー専門、モチベーションをもっと高めていかないと…。

第7回能登和倉万葉の里マラソン

快晴のもと、気持ちよく走れた。と言いたいところだが、辛くて泣きそうだった。

タイムも4時間48分54秒と、自分としては残念な結果だった。

 

これまで走ったフルマラソンを振り返ってみると、今回を含めて13回。

3時間台で走れたのが6回、4時間以上かかったのが7回。つまり、今回のレースで4時間台が3時間台を上回ってしまった。

昨年11月から今年1月までは月に4回長距離走を入れて、1月には3回30km以上を走っていたが、2月に腰痛でほとんど走れなくなり、今回のマラソンは漸く普通に走れるようになった状況であった。

次のレースは5月23日の利賀天空トレイルラン。今の体調では完走もおぼつかない。なんとか2ヶ月で少し体力を上げてレースに臨みたい。

来週の月曜は富士山のエントリを何とか成功させたい。

フルマラソンのほうは、11月の富山マラソンで、3時間台と4時間台の記録をタイにしたいものだ。