事故報告3

11日に入院の予定だったが、手術は20日になるとのこと。食事制限もなくトイレも一人でできるので、医師と相談の結果、必要に応じて通院し19日に入院、20日頬骨骨折の手術とあいなった。

日によって頭痛で寝込むこともあったが、本日14日の検査では脳に異常も見つからず、頭もかなりスッキリしてきた。50針以上縫った左足も抜糸し、シャワーの許可もおりた。

クライミングを始めて30年近く、クライミングへの取り組み方が難易度への挑戦(グレード)という面に偏りすぎていたと改めて感じる。

これからは、「安全」ということを中心に据えて考えて行きたい。トレーニングによって強くなれば当然難しいルートが登れるけど、それだけではなくそれより簡単なルートでの余裕度が高まるということ。それによってプロテクションもうまく取れるなど、安全性も高まる。トレーニングは難しいルートを登るためというより、安全に登るためにやると自分に言い聞かせたい。

同時にプロテクション技術を磨いたり、レスキュー技術を勉強したり、それをジムに来る人に反映したり一つずつ形にしていこう。

災いは重なる。わが身が壊れかけたのと同時に、30年使っている自宅の冷凍庫が壊れ、ジムの入り口のドアノブがちぎれたとY江くんから電話があった。

これらは全て、自分のクライミングやゲッコーの新生への、何らかの啓示なのであろう。

事故報告2

事故について、自問自答しているところです。
 
(事故の内容)
日時 平成22年5月5日10時ごろ
場所 長野県南佐久郡川上村川端下 小川山
状況 カモシカサイドロック 「ポケット・マントル」5.10d 1ピン目をとる直前、右足がスリップし、スポットしようとしたビレイヤーを巻き込んで6m程下の登山道に転落。同行者に背負われ駐車場近くまで下りたのち救急隊に運ばれて、救急車およびヘリで佐久総合病院へ。
 
ジムのオーナーが(最近までクライミングを中断していた)ベテラン1人と新人2人を小川山へ誘ったが、オーナー自らが事故を起してしまい、新人に助けられるという皮肉な結果となった。
自分自身、新人に背負われるまで、救急車に乗って、ヘリに乗って病院に至るまでの意識が断片的で記憶がない。その辺の状況は追ってまとめる。
 
今回、自分が一番恐いと感じたのは、「あまり警戒していない局面での墜落(不意落ち)で、頭を打つことの致命的危険性」と言うこと。あのとき、もう少し強打していたら、あるいは打ち所が悪かったらと思うとぞっとする。
 
ゲッコーに来る人にはいろんなクライミングを目指す人がいて、オーナー自らの事故をどう受け止めるかもいろいろだと思う。
しかし私自身、自然の中で行うリードがクライミングだと考えてジムを経営している以上、今回の事故をきちんと分析しジムに来る人の啓蒙に役立て、自分の今後にも役立てなければならない。
 
 リスクコントロール、 セルフレスキュー(救急と搬送)、心構え、保険等 しっかりと考えてジム運営やブログに反映します。
 
いずれにせよクライミングを続けて、前向きに考えていかなければ今回の経験は活かされない。
 
続く

事故報告1

 5月5日(水)小川山にて滑落事故を起してしまいました。すぐヘリで佐久総合病院に収容され

9日(日)午後、富山中央病院へ転院のため、一旦自宅へ戻りました。

同行していたK北、F野、Kりさんはじめ、ジム会員、こどもたち、家族、親戚の皆様に心配、迷惑をおかけしたことをお詫びします。迅速かつ的確な救助、治療、看護をしていただいた皆様ありがとうございました。

よく反省して続報します。

 

 

GW真っ只中

 GWのこの時季、どこへも出かけないのは何年振りだろう?

5月3日午前中はランニング。ロング走、県総クロカンコース15周。ゆっくり走ったのにラスト3周はヘロヘロ。あとでタイム記録していたら、1周多く走っていた。走行距離33.6km。こんなんで富士山完走できるのか?かなり不安。

昼からは店番。シャッターを開けて青空を見上げてボーっとしていたら、大学時代の名古屋の友人が10数年ぶりに突然目の前に現れてびっくり。子供といっしょに浜黒崎へキャンプに来たついでに寄ってくれたそうだ。あり難いことだ。久しぶりに会っても、学生時代の仲間というのは、昨日会ったように会話できるのが嬉しい。まあ、基本的な性格は変わっていないけど、お互い円くなったな~。

本日のご来店、ビジター3名、会員1名。

2010年、47歳のGWは、学生時代並みの「のんびり度」で過ぎて行く。

これでいいのだ!

 

コシアブラ

 快晴が続くGW。私は店番で何処へも出かけることができない。それでも毎日、ちらほらとお客さんが来てくれることが救い。

 そんな私を不憫に思って、ご主人ととんがり山へ出かけたM田さんが、ジムにコシアブラを届けてくれた。嬉しい!この天ぷらが最高にビールに合うんだよね。

春の山菜を食べると体に活力が漲ってくる。山菜パワーでクライミングに富士山トレーニングに頑張ろう。5月5日はジムを休んで小川山に行く予定です。

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2回目のE&S

 今週の水曜クラブは外岩が濡れていそうなので、松本のジムへ。メンバー、M田、S棒、M上。

全く良い天気で、やっぱりどこか生岩に行けば良かったかなとも思いつつ、車は新緑まぶしい飛騨~安曇路を走る。

 「エッジアンドソファ」本当におしゃれできれいで快適なジム。クモの巣と埃だらけの我がゲッコーと比べると泣きそうになるけど、まあそれはそれ。ゲッコーなりに進歩していくしかありません。

(今日の自分の内容)3級、4本。やっぱり一本につき7撃前後かかってしまう。そのあと5~6級を1時間で11本。こちらはほぼ1撃。最後に4級1本。疲れて4撃。なんとか3級を1撃できるように体調を上げたいものだ。どうトレーニングしたらいいのだろうか?4級を1撃する練習かな?

全国に150軒にもなろうとするクライミングジム。ゲッコーをその中でいかに維持、存続、発展させていくか?いろんな岩場やジムでたくさん登って、いろいろ悩みながらジムを続けていこう。

 

GW中の営業について

2010年GW中の営業は
 
4月29日(祝) 13:30~17:00
4月30日(金) 会員のみ
5月 1日(土) 13:30~17:00
5月 2日(日) 13:30~17:00
5月 3日(祝) 13:30~17:00
5月 4日(祝) 13:30~17:00
5月 5日(祝) 休業
5月 6日(木) 19:30~22:30
5月 7日(金) 会員のみ
5月 8日(土) 13:30~17:00
5月 9日(日) 13:30~17:00
 
です。
 
できるだけ自然の岩場へ行って下さい。ワシも行きたい。
 

県体お疲れ様

 快晴のもと、生岩へ行きたい気持ちをグッと抑えて、ちょうど良い?数の皆様が参戦されました。

みんなナイス・クライミングでした。セッター、スタッフの皆様ご苦労さまでした。

ジムに写真を置いておくので見てください。

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屏風山7

 水曜日、屏風山。メンバーはK北、M田、S棒、M上。

新緑は一段と進み、アプローチで汗ばむ程。虫も出てきて、水曜クラブとしては、そろそろ屏風山もシーズンオフか?

(今日の私の内容)

有希子の初恋 5.10a クラックデビューの人のトップロープかけるため。回収でもう一回。

イヴ 5.11c トップロープで2回。進展なし。

ロンパールーム 5.9 トップロープ。アプローチシューズでなんとか登る。

楽しかったが、もっと登らないと、人生でクライミングできる日は残り少ないぞ!

 
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閑古鳥

 土日はビジターゼロ。会員が数名とお母さんの見学者が一人。これからの季節、週末の天気が良いとこんな状態が続くかも。私も外岩へ行きたいが、今は我慢我慢。いや、ジムを放ってどこかへ出かけてしまおうか?個人事業主というたてまえをとるか、クライマーとしての本音を優先させるか?

甘いと言われるだろうけど、このような葛藤の中から何かが生まれる……かも。

夜、こどもクライマーの雄姿を写したメールが届き心が和んだ。