土曜日、快晴。外岩へ出かけている人達が羨ましい。
今日はGヤ自然学校のボランティアスタッフという若者達(11名+引率2名)が来ジム。
ボルダリング、トップロープクライミング、ビレイの仕方などを体験していただいた。
自然学校とはアウトドア活動を通じて、子供たちの感受性やコミュニケーション能力を高めたり、自然環境の大切さを理解してもらう団体であるが、今日来てくれた大学生達はその子供たちを導くという重要な役割を担っている。
スポーツ化やファッション化が著しいクライミング及び登山全般。安全技術よりも「登れてなんぼ」「カッコよくてなんぼ」という傾向がますます強まっている。自分自身、自己のグレードの上限をアップすることばかり考えている。しかし、同時に「安全」ということも常に念頭に置かなければならない。
例えばクラックを登るときも、軽くて強ければより安全確実なプロテクションをとることができる…
と、結局は自分のトレーニングと減量のモチベーションを高めるのであった。
そのルートを登ってやるという向上心、功名心、見栄、虚栄、興奮等と冷静、安全等のバランスがクライミングをただの危険な遊びにもするし、実り多いライフワークにもするのだと思う。