4月9日(土)ギアの整理していたら、環付きビナ5,6枚とダイネックスランナー数本、その他が見当たらない。考えてみると前々回3月23日(水)の屏風山でイブの終了点に忘れてきたことに思い至った。
先週行ったときにはそこに無かったから、誰かが持っていったのだろう。ガックシ。
ジムの「岳」も誰かが持って行って返さないし、最近ちょっと気分が悪い。
でも、気を取り直して、4月13日(水)O谷さんと今年5回目の屏風山。
先週も会った、ここの主みたいなおじさんに環付きビナ紛失のことを言ったら、「それなら14日位に、ここの木に掛けておいたよ」とのこと。そこにも無いから再びがっくり。
今日は気分転換にイブは触らないことにする。
新人クラック4回、優柔不断1回、ハッピークラック2回登る。
20年数年ぶりに触った新人クラックは、全く侮れなかった。ハッピークラックにしてもそうだけど、その昔小馬鹿にしていたルートが、今はなかなか登らせてくれない。当時は今より体力があったことはそうだろうとは思うけど、それよりも若気の至りというか、自分の実力以上に、自分を過大評価するというか、若さゆえの傲慢というか、そんな自分に赤面せざるを得ない。
体力がなくなっている分、クラックのどこにジャムやプロテクションを効かせて安全に効率的に登るかを冷静に考える、気持ちの余裕が今の自分には少しある(これもより謙虚に考えなければならないけど)。頻繁に通える屏風山、雑穀谷で何度も何度もイブ、アダム、新人、ハッピー、サワコ、ジョーズ、チャック等等を登って、自分なりのクラック、プロテクション技術を磨いて、年に数回行けるか行けないかの小川山、ミズガキ、城ケ崎等の目標ルートに備えたい。
それが私の今の生活パターンの中で可能だと思える、現実的なクライミングライフです。