1年間トレーニングしてなかなか良い体調で挑戦した、7年目の富士登山競走であったが、結果は期待には程遠いものだった。今回初めて、「もう無理かな」という思いが脳裏をよぎる。
内心の落ち込みを、脇によけて、富士の翌日、北信越国体山岳競技・成年女子監督で金沢の山あいの医王山スポーツセンターへ。若い人の登りを見たり、富士レースの興奮が冷めて、落着いて考えてみると、少し前向きな気持ちになってきた。
1年間トレーニングしてなかなか良い体調で挑戦した、7年目の富士登山競走であったが、結果は期待には程遠いものだった。今回初めて、「もう無理かな」という思いが脳裏をよぎる。
内心の落ち込みを、脇によけて、富士の翌日、北信越国体山岳競技・成年女子監督で金沢の山あいの医王山スポーツセンターへ。若い人の登りを見たり、富士レースの興奮が冷めて、落着いて考えてみると、少し前向きな気持ちになってきた。
6月30日(月)工場長と瑞牆へ。本日の目標は「調和の幻想」。3:15集合。ヴィバルディーを聞きながら車を走らせる。幼き日、よく先生に叱られながらバイオリンを練習したなー。というのはウソ。
7:07植樹祭広場P着。7:21、P発。8:03、十一面岩末端壁「調和の幻想」取り付き着。
しかし、ルートは水が滴り光っている。思い切っていくか、やめるか、しばらく逡巡のち断念。
1時間弱ゆっくりして、一旦駐車場まで降りる。
ワイドクラックが「調和の幻想」取り付き
やっぱり「春うらら」は風格あるね。
戻る途中、Sッキー、Aらいず店長を見つけ、ちょっとしゃべって広場まで下る。
ここから近い「チョーサイコールーフの岩搭」を探し、そこへ。「錦秋のトラベルチャンス」5.11bをテンション交えて登り岩のてっぺんへ。景色が良かったので、工場長をセカンドビレー。
てっぺんより。
てっぺんから懸垂下降。
そのあと「ねじねじの岩場」で少し遊んで、「ダイワハウチュ」、「キューピーママの岩搭」を適当に探し回っているうちに、本日の落とし穴があった。完全に迷ってしまった。
こんな場合、沢スジに降りるのが一番、初心者が陥りやすいミスなんだよなとわかりつつ、下ってみたり、いや待て、尾根筋に上へ登るべきだと登ったら、岩壁に遮られたりと…。結局、まったくのカンで最後に見た、ボルトが打ってある岩の方へトラバースしたら、運よくそこへたどり着いた。
2時間ほどの遭難であった。
瑞牆みたいところで、考えなしにむやみに歩き回ってはいけない。
鹿の獣道が縦横の走り、しっかりした道はなく、わけがわからなくなる。小川山とは違い野生が濃い。
それで、疲れて本日終了。でも、しばらくは十一面岩に通いたい。
帰り松本のカモシカでランニング用の速乾Tシャツ買って、ラーメン大学で肉味噌ラーメン食べて帰宅。
明日から7月、1カ月ほどクライミング遠征はやめて、富士山トレに集中する。