屏風山2014年2回目

 屏風山、快晴。富山には全く雪がないのに、瑞浪の林道には雪が残る。北陸人には不思議な光景。あたたかな日差しを浴びて、のんびり岩場へ向かう。

今日触ったのは、おもいやり、ゆうこ&やよい。

私はあまり登る気が起きないので3便だけ。あとはジャミングの練習に打ち込む工場長に声援を送りながら、ビレーに勤しんだ。

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ゆうこ&やよい

いつもは湿っているけど、今日はよいコンディションだった。

ハンドジャムの良い練習になる。

上部は、フレンズの4番が一番大きかった昔はビビッタけど、

今はキャメの5番があるから気が楽。

 

Valentine’s Day in Gecko

 2月14日、うら若き乙女達が、それぞれの思いを胸にゲッコーに集まった。

彼女たちの合言葉は「課題作ってー、チョコあげるから」

毎年のそんなやり取りに疲れた私は、女達の相手は若者に任せ、

ストーブにあたりながら小説の世界に浸るのだった。

 

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climber Maria

Photo Maria’s Father 

遅まきながら今年初外岩

 1月は何だかんだ用事があって外岩行けず。

カムを噛ましたい気持ちが抑えられず、屏風山へ。メンバー、将棋魔王、O谷さん、又の名をクラック兄弟三男、長男。

考えてみたら、冬場富山から一番気軽に、クラックの練習に行けるのがここだと思う。小川山やミズガキ山とほぼ同じ岩質のクラックがあり、スケールはそれらを3分の1位にコンパクトにした感じ。終了点まで歩いていけるルートが多くトップロープが容易にセットできる。しかし、ルートが短い分、グレード的に難しいジャミングが多いのでその手のテクニックの良い練習ができる、などなど。いずれゲッコークライミング講習会でこの種のクライミングに興味ある人々と頻繁に利用できたらよいな、などと思った。本当は城ケ崎へ行きたいが、日帰りはかなり辛い。

 今日トライしたのは、余裕のよっちゃん、有希子の初恋、おもいやりの3本。思ったより風もなく快適だった。

 

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帰りの車の中で、博士を目指そうという話で盛り上る。

長年クライミングをやっているのだから、何か自慢できるもの、人より秀でているものが欲しい。

クライミングは自己との対話であり、他人との競争ではないと私は思うのだが、上記のような考え方も人情である。

 しかしながら50歳を越え、あるいは間近にした今となっては、高難度ルートをバシバシ落とす元気はもうない。そこで博士である。ヌンチャク博士、ロープ博士、ハーネス博士、ザック博士etc.

将棋魔王はカラビナ博士を目指すそうだ。目標は、こうだ。目隠しをした常態でカラビナを触る、次の瞬間、博士の口からは、そのメーカー名、種類、色?、強度スペック、特徴、使用感、などが立て板に水のごとく発せられる。といった感じだそうな。頑張ってください。

 私は今、引き上げ博士を目指している。宙吊りになった人を引き上げる博士。

宙吊りになったパートナーを、一人の力で引き上げ、あるいは、降ろす。素早く1/3、1/5、1/7などのシステムを構築し、引き上げるには、最低限どんな装備を常備する必要があるのか?日夜、試行錯誤、研究、練習中だ。

近況

1月はどこにも出かけず。

昨年(2013年)は1月9日、年の始めからいきなりひどい捻挫をしてしまい、その影響で全身の体力が落ちてしまった。

1年かけてようやく、クライミングでも左足を恐る恐るではなく使えるようになってきた。しかしまだ、ある角度になると、足首がグリッとなって落ちそうになる。

1月は慎重に走った。月間走行距離は165.3km。階段のトレーニングも少し入れた。

今年の富士山は最低でも昨年の記録を越えたい。3月の能登マラソンも楽しみたい。

 今年はゲッコークライミング・スクールを始動します。

まったくの初心者対象のスクールです。5回の講習を通してクライミングの基礎を学んでもらうものです。ボルダリングの基本的な動きに始まり、トップロープで少し長いルートにトライする所までを、その内容として考えています。この5回講習の卒業生が出たところで、次のステップ、リードクライミングのスクールや小川山などの小ツアーも順次できればと思っています。

詳しい日程、カリキュラム、料金などは早めにお知らせします。

 

 

 

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。

元旦からジムは多くの人で賑やか。2日は落着いて数人のお客さんとクライミング談義。

壁の増設、照明を明るく、談話室、更衣室、受付…、やりたいことはいろいろあれど、夢ばかりが膨らみ現実性に欠ける。

出来ることから始めよう、とはよく言われることだけど、これが意外に難しい。

今年の目標は、営業日は最低ボルダー壁トラバース1往復、あとはジムの入り口ドアを替えることかな。

石橋をたたいても渡らず壊す、自分の性格からして、今年もおそらくは変らないゲッコーですが、どうぞ宜しくお願いいたします。

満20年を迎える来年は何かが変るかも!

今年もありがとうございました

 30日は走り納めで越路トンネル3往復(15.72km)。12月の月間走行距離はなんとか150kmを越えた。

 今年はジムの内容としてはあまり進展させれなかったが、新しいお客さんも途絶えることはなく、こうして落着いた気持ちで年末を迎えることができた。ありがたいことです。

 来年もそんなに劇的な変化というのは望まないけど、1日1日丁寧にジムを運営し、クライミングにより深く関わっていきたいと考えている。怪我に注意して、コンスタントに体を動かそう。

本年も有難うございました。

新年元旦と2日は、13:30~少しだけ営業します。正月太りを懸念されている方は是非お越し下さい。

 

フリークライミング・インストラクター講習最終

 12月24日、25日、最後のインストラクター講習、伊豆へ。

本当に久しぶりの城ケ崎と城山。

富山は岩がない、天候が悪い、そんなことをいくら考えても時間の無駄。表日本がうらやましいなどと考えまい。富山に住んでいるからにはそれを受け入れなければならない。何度も何度も自分に言い聞かせているが、ここにくるとやっぱり思ってしまう。城ケ崎が近くにあれば…。

今回も講習は大変ためになった。城ケ崎のシーサイドで負傷者を引き上げたり、城山でけが人を降ろしたり…。クライミングを楽しむには、もっともっと勉強すべきことがいっぱい。

来年は(公)日本山岳ガイド協会公認インストラクターとして、ゲッコーや自然の岩でクライミング教室を開きたいと思っています。自分の体力、技術もあと何年かは頑張って向上を目指したい。

クライミング教室の案内は年明け、このサイトに掲示します。

 

今年もあとわずか

 いろいろあった年だけど、1年かけてようやく体調が元にもどりつつある感じ。

一昨日(月曜)はO谷さんと越路トンネルを2往復(10.48km)走って、火曜は県総クロカン10.5km 走って、今日は将棋魔王と1年7ヶ月ぶりに松本のジムに行ってきた。久々にボルダリングして心地よい疲労。

今年1月の捻挫のおかげで、普通に走れたり登れたりするありがたさを実感できたし、ゆっくりとトレーニングし上達をあせらない心の持ち方を学んだ。

どんなことが起こっても全ては自分のためになっていると思いたい。

グラビティーリサーチ

12月2日~4日、大阪なんばのグラビティーリサーチというジムにてインストラクター講習。

好日山荘が運営する大きなジム。総曲輪とか中央通りに活気が戻って、それをさらに大きくしたような、なんば千日前通りにある。周囲にはお好み焼屋やたこ焼き屋、居酒屋が多く、その並びのビルの内部にこのような巨大ジムがあるとは、にわかには想像できない。

 今回も講習は充実したものだった。ビレーの正確なやり方、人工壁でのレスキューなど、自分では正しいと思っていて実は間違っていたことを、鋭く指摘してもらった。

今年は酷い捻挫で始まり、クライミングやランニングは思うようにできず、体力もかなり落ちてしまったけれど、フリークライミングインストラクター検定を受けて、非常によい刺激になった。これを自分のクライミングやゲッコーの運営に生かしたい。

11月23日(土)、24日(金)のゲッコー

 土曜日は金曜に登れなかった課題のリベンジに、キッズが参上!ゲッコーキッズの最強を争う小6女子2名。

前日たっぷりと登り、土曜の午前中はボーリングをやっていたと言うのに…。

この無尽蔵の体力は、いったいどこから出て来るのか?

13時半ごろから18時半ごろまでほとんど動きっぱなし。

課題も3本作る。ピンク12番、黄色9番10番。まだ家に帰りたくないとおっしゃるのだが、もう暗くてお家の人も心配しているよと、無理やりお帰りいただく。今は先生すごい!などと言われているが、ヤラレルのは時間の問題。このまま続けてくれればね。

日曜はクライミングは初めてという女性4人グループ。

ピンク10番と近所の小学4年生用に作った課題を登っていただいたが、あとは少し難しそうだった。

せっかくゲッコーに来ていただいて2本ほどしか登れないお客様が最近多いので、もう少し登れる課題を増やします。