雑穀谷秋

ガイア自然学校の学生スタッフの講習で雑穀谷。

雲ひとつない晴天。紅葉が最盛の美しさを見せている。

元気良く登る若者達を見て、おじさんの心も晴れ晴れとした。

ゲッコーのメンバーも数人、秋の雑穀を楽しんでいる。

越冬を控えた無数のテントウムシが、せわしなく壁を這いまわっていた。

秋も間もなく終わりだなー。

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大町マラソン2014

10月19日(日)第31回大町アルプスマラソンに参加。快晴。3回目の大町だが、毎回天候は快晴。

結果は5時間21分29秒。これまで走ったフルマラソン12回で、ワースト2だった。

でも、よく頑張ったと思う。15km位から、右の股関節周辺が痛み出し、スピードを出せなくなった。なんとか歩かずに37kmまで粘ったが、以後はほとんど歩いてなんとかゴール。

7月の富士山が終わってから、ほとんど練習しておらず、1ケ月前から週一で30km程を3回走ったが、そんな付け焼刃的なトレーニングでよい結果が出せるほど、フルマラソンは甘くない。

もう一度初心に帰り、来年3月の能登、そして7月富士山を目指して体を作り直したい。

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会場へ向かう途中。朝焼けの白馬連峰。

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開会式。レース中写真のユルキャラとはハイタッチできたが、ゲストランナー谷川真理さん(ピンクのジャンパーの人)とはハイタッチできなかった。

スタート前の「美麻太鼓」の子供達の演奏がとても良かった。かっこいいし、かわいいし、迫力あるし、聴き入ってしまった。来年もまた聞きたいものだ。

瑞牆山2014年2回目

6月30日は壁が濡れていて断念、8月25日はジムのホールド変えで断念、3度目の正直ということで、「調和の幻想」へ。今回のパートナーは将棋大魔王。

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最終ピッチ大フレーク、恐かった。

小川山のウスノロマンも良かったが、ここはより岩がしっかりしていて快適。ザレた箇所はほとんどない。大きな岩壁の中で、気の合ったパートナーとロープを結び合い、一日を過ごす。その時の安全度を高める手段として、肉体能力を維持向上させる。そのために、クライミングジムを運営している、というのが自分の考え方だ。ジムに来てくださる、クライミング初体験の人にこんなことをいきなり言っても、引かれるばかりだが、この考えがしっかりとあってこそ、初心者に自信をもってクライミングの魅力を伝えることができるのだとも思う。そんなことをあらためて感じた本日のクライミングでした。

今回も反省点はロープさばき。回収中に3回ほどクラックにロープがスタックして時間をロスした。

何度も場数を踏んで、もっとスムーズにマルチピッチを楽しめるようになりたい。

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取り付きに下りて来て、ホッと寛ぐ大魔王

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この圧倒的な岩を、安全第一で何歳になっても楽しみたい。

 

 

 

ホールド入れ替え2014と課題作り

 7月25日の富士山敗退で、かなり気力が落ちてしまった。1年半以上きちんとランニングしていただけに、今回の結果にはガックリときた。

もう完走は無理なのかもしれないという気持ちと、まだまだやれるという気持ちが日々入れ替わる。

でも、よくよく考えてみると、トレーニング内容がピントハズレだけだったのかもしれない。

もっと、山登りのトレーニングをしなければ。気持ちを入れ替えて頑張ろう。

 

お盆過ぎからジムのボルダーのホールドを入れ替えているが、こちらも年々ペースが落ちている。

体力、気力の衰えは如何ともしがたい。

まあしかし、あせったところでどうなることでもない。一本一本丁寧に課題を作っています。

現在、ピンクテープ(9、10級)15本、黄色テープ(7、8級)15本、オレンジテープ(5、6級)15本、

黄ミドリテープ(4級)5本、赤テープ(3級)1本。

着々と増やしますので、また登りにきてください。

 

 

 

 

 

 

 

富士登山競走2014、北信越国体

 1年間トレーニングしてなかなか良い体調で挑戦した、7年目の富士登山競走であったが、結果は期待には程遠いものだった。今回初めて、「もう無理かな」という思いが脳裏をよぎる。

内心の落ち込みを、脇によけて、富士の翌日、北信越国体山岳競技・成年女子監督で金沢の山あいの医王山スポーツセンターへ。若い人の登りを見たり、富士レースの興奮が冷めて、落着いて考えてみると、少し前向きな気持ちになってきた。

 

瑞牆山2014年1回目

 6月30日(月)工場長と瑞牆へ。本日の目標は「調和の幻想」。3:15集合。ヴィバルディーを聞きながら車を走らせる。幼き日、よく先生に叱られながらバイオリンを練習したなー。というのはウソ。

7:07植樹祭広場P着。7:21、P発。8:03、十一面岩末端壁「調和の幻想」取り付き着。

しかし、ルートは水が滴り光っている。思い切っていくか、やめるか、しばらく逡巡のち断念。

1時間弱ゆっくりして、一旦駐車場まで降りる。

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ワイドクラックが「調和の幻想」取り付き

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やっぱり「春うらら」は風格あるね。

戻る途中、Sッキー、Aらいず店長を見つけ、ちょっとしゃべって広場まで下る。

ここから近い「チョーサイコールーフの岩搭」を探し、そこへ。「錦秋のトラベルチャンス」5.11bをテンション交えて登り岩のてっぺんへ。景色が良かったので、工場長をセカンドビレー。

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てっぺんより。

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てっぺんから懸垂下降。

そのあと「ねじねじの岩場」で少し遊んで、「ダイワハウチュ」、「キューピーママの岩搭」を適当に探し回っているうちに、本日の落とし穴があった。完全に迷ってしまった。

こんな場合、沢スジに降りるのが一番、初心者が陥りやすいミスなんだよなとわかりつつ、下ってみたり、いや待て、尾根筋に上へ登るべきだと登ったら、岩壁に遮られたりと…。結局、まったくのカンで最後に見た、ボルトが打ってある岩の方へトラバースしたら、運よくそこへたどり着いた。

2時間ほどの遭難であった。

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瑞牆みたいところで、考えなしにむやみに歩き回ってはいけない。

鹿の獣道が縦横の走り、しっかりした道はなく、わけがわからなくなる。小川山とは違い野生が濃い。

それで、疲れて本日終了。でも、しばらくは十一面岩に通いたい。

帰り松本のカモシカでランニング用の速乾Tシャツ買って、ラーメン大学で肉味噌ラーメン食べて帰宅。

明日から7月、1カ月ほどクライミング遠征はやめて、富士山トレに集中する。

 

第22回ヒスイの里山岳マラソン

 毎年出ている青海のマラソン。今年も工場長と。

昨年4月から月間130~190km、今年に入ってからは150km以上はコンスタントに走っているので、昨年の同レースよりは速く走れると思ってはいたけれど……。結果は3時間7分。

8分程速かっただけ。3時間は切りたかったのだが、まだ力及ばず。しかし45歳以上の50位以内ということで掲示板に張り出されたので少し嬉しかった。富士山まであと1ケ月と少し、坂道を力強くグイグイと登る脚力をちょっとでも付けたいものだ。しかし、その前にコンディショニング優先。きちんと疲れをとって、故障のないように暮らしたい。

青海の岩場で登っておられた、女王様とOッシーに結果報告してから、帰路につく。

工場長のケツ痛、早く治ることを祈る。

雑穀谷・松の木フェイス

 昨日に引き続き雑穀。O谷さんとマルチ練習。

「日本100岩場④東海・関西」P169の⑤と⑩のライン、すなわちブラック5.10cと卒業5.10を2ピッチもしくは3ピッチで登るラインをマルチの練習用でたまに登っている。

卒業のラインは1ピッチでも登れるが、真ん中あたりクラックを登ったところに良いビレイポイントがあるので、ここでピッチを切った方が、高度感を味わいながらセカンドビレイできたりして気持良い。

このピッチは、下部のハング越えが結構悪く5.10cかd位。上部のクラックは短いながら雑穀では一番美しいクラックのひとつで、サイズはオフハンド~ハンド。ジョーズのようにクラック横にしっかりとしたボルトが打ってあるが、ここはそれを使用せず、カムをきちんとセットして登るのに最適。グレードは5.10bかcだろう。このピッチにたどり着くまで一手間あるが、おすすめのルートだと思う。

 

しかし、今日はアクシデント多発。上記クラック手前にある、いつも掴んでいる突起状のホールドがパカンと外れて落下。ビレイヤーに当たりそうになるし、ロープ操作のミスがあったり、カラビナを落としたり(これは偶然、懸垂下降中に見つけた)危険な局面が幾つかあった。

技術を見直し、慎重、安全なクライミングを心がけなければ。

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卒業の真ん中あたりのビレイポイントから。

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 ホールドが欠けた部分。シーズン初めは特に岩が不安定なので注意が必要!

 

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懸垂下降で取り付きに降りて来て、ロープを束ねているときに発見。

たぶんあのとき…。

 

クライミング教室

 普段は平日しか行かない雑穀谷だが、ここ何回か教室のため土日に訪れている。

毎週15台以上の車が止まっており、なかなかの賑わい。

6月1日は、講習生のKジさん、会員のU木さんと。

堰堤フェース、サンセットなど。自然の岩の肌触りに、何か良いものを感じておられた様子でした。

 引き続き、リードクライミング教室も開く予定です。

小川山2014

 今年最初の小川山はマルチから。名ルート「ウスノロマン」

メンバー、大魔王、工場長とワシ。またの名をクラック兄弟次男、三男。

年々朝が辛くなるが、気合を入れて3時自宅発。

廻り目平着7時55分。ガレガレのアプローチ40分でウスノロマン基部着8時47分。

ゆっくり準備して9時半ごろクライミング開始。6ピッチ登って懸垂下降で基部まで降りてきたら16時だった。登攀時間5時間半。かなり時間をくったけど、緊張感あり、楽しさありの充実した一日だった。

いつまでもクライミングを楽しむために故障や怪我に気をつけ、体調を整えることが大切であるとあらためて思った。

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3ピッチ目、イトウコーナーの下、どっちから行くのか?探る。

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4ピッチ目、アカツカクラック。ルート中、一番すっきりしたピッチ。