夏の疲れは少しずつ取れてきたが、遠征の気力が湧かず。雑穀へ。
登る気力もあまりなく、チャック、サンセット、一人前を触っただけであとはビレー。
日が照ると真夏の暑さ、陰ると秋の涼しさ。ミンミンゼミが過ぎ行く夏を惜しむように鳴いている。
トップロープで5回ほど練習したあと、S村はサンセットをRPした。
Sッキーは、サワコにトライし(次は行けそう)、Oイは一人前に跳ね返され、元気な大魔王も現れ、神様が大日岳から降りてきた。
夏の疲れは少しずつ取れてきたが、遠征の気力が湧かず。雑穀へ。
登る気力もあまりなく、チャック、サンセット、一人前を触っただけであとはビレー。
日が照ると真夏の暑さ、陰ると秋の涼しさ。ミンミンゼミが過ぎ行く夏を惜しむように鳴いている。
トップロープで5回ほど練習したあと、S村はサンセットをRPした。
Sッキーは、サワコにトライし(次は行けそう)、Oイは一人前に跳ね返され、元気な大魔王も現れ、神様が大日岳から降りてきた。
水曜生岩、本日はカサメリ沢。メンバー、大魔王、女王、Sッキー、Oイ、O谷、私の6名。
魔王、女王の漫才を聞きつつ賑やかに、ミズガキを目指す。
9時、モツランド着。自然に大魔王&0イ、女王&Sッキー、O谷&私ペアに別れる。
カサメリ沢は明るい沢にコンパクトなルートが点在し、気軽にクライミングが楽しめる。大魔王&0イ、女王&Sッキー各ペアがちょっとハードめな課題を攻めるのに対し、我々ペアはのんびりと5.10台を登る。
最終的には女王&Sッキーの勝ち。
自分自身の感想は、楽しかったのが一番大きいけど、ワニワニワニ一撃逃して、結局登れず、漁師の娘の核心のムーヴできずちょっとくやしい思いもした。瞬発力、ねばり、バランス感覚など俺も年だなと思う反面、7,8月の不調から少し回復し、まだまだやれるぞという気持ちもあり、良い面悪い面半分半分といったところ。
金のわらじ5.12a、トライ中の女王
ぞうりむし5.11aで今日を締めくくるOイ
帰宅してからカサメリ沢が発表された「岩と雪154号」を読んでみる。自分の中ではカサメリ沢は新しいエリアだけど、この発表は1992年のことなのである。
自分のこの感覚のズレが一番良くない。元気だった若い頃はとっくの昔に終わっている。新鮮な刺激をどんどん受けて、少しでも進歩するよう努力したい。そして一本でも多く、良いルートをきれいに登りたい。
ジムホールド替え、登山教室、JOC、セッター講習など、暑い中、8月はちょっと辛かった。
鋭気を取り戻すために、のんびりと小川山を目指す。
メンバー、Yすもん、神様、S村、Oイ。
アサギマダラが舞う晩夏の小川山は気持ちよかったが、悲しい知らせにクライミングを頑張る気分にはなれなかった。
8月14日から16日まで2泊3日でセッター講習会というものに参加した。
場所はJOCに引き続き桜ケ池クライミングセンター。
3日間で2本のルートセットが課せられるのだが、これが予想以上の重労働。
ルートセットの目的はクライミングコンペで順位が付き、且つ選手や観客が楽しめるルート作りであるわけだが、自分の場合はそこまでは全く至らず、やっとのことで下から上まで何とかホールドを付けたに過ぎなかった。セットのセンス以前に、高所での安全で効率的な作業能力、何と言っても体力が必要であると痛感した。つまりこれは、壁の中でいかに軽く動けるかということで、イコール5.13を苦にしないクライミング能力が必要なんだろうと感じた。
大変勉強になったお盆であった。
連日深夜までセットに励む講習生達
8月10日(金)文登研でジュニア登山教室のクライミング体験。3年目。39名の子供達をトップロープで遊ばせる。Dチ女王と。15時15分に終了し、外壁のクラック見る(意外に練習に使えるかも)。そのあとランニング藤橋~称名展望台往復。
11日(土)12日(日)城端・桜ケ池でJOCジュニアオリンピック・スポーツクライミングのビレイ。
子供に怪我させないように、黙々とビレイ。今年のルートはハリボテを駆使していつも以上に洗練されたものに見えた。子供達の喧しい「ガンバ」の声援は学校の運動会を思わせ、50歳を迎えるおじさんクライマーにとってますます異質な世界に感じてしまう。でも、今のクライミング界にとってコンペは、必要不可欠なもの。付き合っていくしかない。
今日の決勝はどうだったのかな?
明日からはこの場所で、2泊3日でセッター講習会に参加する。
ジムの課題も作らなければならないが、生岩の目標ルートにトライする時間を早く取り戻したい。
7月18日以来の生岩。何か久しぶりといった感じ。
車から降りたら少し寒いくらい。本日のメンバーはOイ、S村女史、Sダ姉。
岩場に通いこんでいるOイは、雑穀での登りも昨年とは別人のよう。サンセット、ジョーズ、不二越、チャックを楽々と登り、サワコのムーヴも解決する。
Sダ姉は上手い足使いでサンセット再登。チャックも惜しかった。
S村女史はビビリがなくなり、サンセット楽勝かと思われたが、3ピン目にヌンチャクを掛けれず。飛び降りて壁に足を付いた時左足首を捻挫してしまった。
私はチャック(2回)、ジョーズ、不二越、サワコ(3トライ)すべてNP。いい感じ。しかし体力がなく頑張れない。
今日はAライズの噂のイケメンクライマーNジマ君も現れ、ジョーズをソロで登っていた。足の痛みも忘れてうっとりするS村、すごいですねーと感動するOイ。いいものを見せてもらった。
帰りS沢校長のところへ寄ったら、クライミング界の重鎮M裏夫妻が来ておられ、いつものように歓談。S村の捻挫がきっかけで、主に怪我の話で盛り上がった。
まじめな話、ジムでそこそこ登れるようになっても、生岩ではクライミングテクニック以外の要素も必要になってくる。怪我の予防や対処もそのひとつ。自分もそのような人を連れて岩場へ行く時は、自分のクライミングはあきらめて、安全を優先させなければ等々、考えさせられた一日だった。
チャックのシンクラックに指が入る。うらやましい。
杖をついて退場する、痛々しいS村。
富士山の翌日(7月28日)から今年のホールド入れ替え作業。まずはテープ剥がしに1日。
7月29日、30日はお客さんがあり作業中断。7月31日、8月1日ではずし作業&ホールド洗い。
8月2日は洗い、取り付け少し、張りぼて取り付け。
1日、2日は腰をやられてしまい、毎日やると決めた早朝ランを休んでしまう。
一個一個丁寧に洗う。真夏に触る水が気持ちいい。
すっきりした壁。
お馴染みのあのホールドは、こんな色、柄だったのか~
連日、水を2L以上は飲み、汗をたっぷりとかいてやる作業はなかなか気持ちいい。
体を壊さないようにゆるゆるとやろう。
ルートセットにはかなりの時間がかかると思われますが、一応8月6日(月)から通常営業します。
と思っていましたが、急用が入り8月7日(火)から通常営業します。
恒例の富士登山競走。初参戦のO谷さんと。
ラントレのモチベーションは昨冬から下がる一方で、今年の富士の完走は、行く前からあきらめムード。
結果は8合目はおろか、5合目の関門すらタイムアウト。O谷氏も5合目2時間半をクリアできず、来年の頂上コース参加のチケットは得られなかった。富士山はやっぱり甘くない。
それでもやっぱり富士山最高!来年はもっと楽しめるように、しっかりとトレーニングを積み重ねて臨みたいものだ。
7月21日(土)、22日(日)北信越国体山岳競技の審判員として、福井県クラインミングセンターへ行ってきた。富山県は成年女子、少年男子の選手が参加。結果は残念だったけど、次へと繋がる頑張りだったと思う。
運営に携わった人、セッター、審判、監督、選手、お疲れ様でした。
緊張の試合のあとは、ジムでも生岩でも、心癒されるクライミングをしましょう。
水曜生岩。パートナー、Oイユージコージ。
5:00にいつもの場所で待ち合わせて、9:50小川山・仏岩着。
早速、バナナクラック。全くだめ。とりあえず上まで抜けトップロープ張る。
岩がぬめって指がクラックから、はき出される。核心のムーヴは問題外の外。ちょっとヘロヘロ。
バナナはたぶん貸し切りなので、そのままにして雷岩へ(次回から張り紙か何か残そう「トップロープは、抜いてもいいです」とかなんとか)。
Oイ、リベンジの「ゴロゴロ5.11b」トライ。「これはだめだ。できない」を連発しつつヌンチャク掛ける。
ビレイしながら見ていた感じも、今日は難しいかなーと言った印象。「俺もやらせてー」と、軽く登るイメージで取り付く。ところが核心部でふくらはぎが攣りそうになり、思わずヌンチャクつかむ。そのままトップアウト。まあ、Oイがダメなら次は、回収便位出してやるか、という気持ちで構える。
しかーし、なんとOイ君、持ち前の粘りで、2便目で登ってしまう。と言うことは、俺も登らなくては恰好がつかないではないか。いやいやながら私も2便目出す。核心でやっぱりダメ。Oイが届くカチが、私は一歩小さいスタンスに立たないと届かない。この部分を何回か練習して、そこで一旦降りる。
う~ん、まずい展開になってきた。帰りの車中、登れた者と登れない者との気まずい雰囲気はなんとか回避したいもの。
10分後、再々度トライ。核心部で落ちかけるも、なんとかRP出来た。ちょっとしたプレッシャーを克服して、満足。雷岩からいい気分で撤収して、再びバナナ。
やればやるほどバナナは私の実力では歯がたたない。でも今トライしなければもう一生登れないだろう。秋の終わりまでトライするつもり。Oイ君、その他の人、ビレイ付き合っておくれ~。
便数の割には疲れたので、後はOイに、日本フリークライミングの歴史的ルート、クレージージャムと小川山レイバックを紹介してから帰路についた。