富士トレ2011

 東北の大震災の影響で開催決定が遅れていた富士登山競走だが、なんとか行われるようだ。

昨年は怪我のため出場を断念、今年は挑戦だけはします。

トレーニングは猿倉山を少し走っているだけ(下の駐車場~風の城2往復)。昨日、予定の20回を消化したので、ちょっと段階を上げようと思っている。

金曜日のトレーニング中、風の城へ向かう階段の脇でガサゴソと音がした。この音は聞き覚えがあるなと思いつつ登っていくと、案の定、黒い塊が見える。2~3mまで近づいてよく見ると、それは丸々とした小熊ちゃんでした。手をパンパン打つと逃げていったけど、近くに親熊がいると思うと少々恐かった。トレーニング中に熊を2回も見たのは2008年の7月だったなー。

 

水曜 笠置

 久々の生岩ボルダー。昨年の12月15日以来。笠置は昨年の10月20日以来。

パートナーはこれまた久々のTっキー。

新しいトポを持って、林道上エリアへ。あんなに近いとは思わず林道を少し下ってしまい、いきなり迷う。ガイドブックには駐車場から30秒と書いてあるのに…。しっかり読んでから出かけましょう。

 

まず最初、そのアプローチ30秒のアトム岩。

「I Love Rock」6級。Tっきーのみトライ。敗退。私は見るからに登れそうになかったので触りもせず逃げた。

「アトム」3級。2人で盛んにトライ。だんだん慣れてきたが、最初はビビッて手が出ず。結局、敗退。でも気に入ったので、次は登りたい。

 

次は、オウダン岩。少し迷ってなんとかたどり着く。

「ナナメ」3級。2撃。Tっキーは数撃。これはお買い得かも。1つ登れて良かった。

「坂の上の雲」初段。本日のメイン。数えきれない位トライ。これもビビッて1手が出ず。マットがもう一枚欲しい。何か登れそうなので近いうちにまた来たい。疲れた。

 

最後はアラベスク岩。

「アティチュード」3級。1撃か?と言うところだったがだめ。右腕が引き付けれなくなって、敗退。

「アラベスク」2級。疲れてダメ。

Tっキーは2つとも登る。最後にしてやられた。

成果は3級一本としょぼかった(毎度のこと)が、楽しめました。

体調は相変わらず上々。パワーアップにもう一工夫欲しいところです。ハードにやるとすぐ壊れるので、ほんの少しでいいので、毎日の生活の中で何かやりたいものです。

 

雑穀月曜練習

 月曜、O谷、M木両氏と雑穀。気軽に現地集合、解散できるのが雑穀のいいところ。

昼から雑穀の妖精様も合流。

O谷さんはすごい粘りでジョーズRP、M木さんも粘りとパワーでバットマンRP。お見事でした。

妖精様はいつものように軽々と、バットマン、ジョーズ、サンセット、チャックなどと戯れておられた。

(私の内容は以下の通り)

ジョーズ ナチュプロ1テン、プリプロノーテン

バットマン~ウィリー見学 ノーテン

チャック ナチュプロノーテン

最後は雨でびしょ濡れになりながらバットマン~ウィリー見学のヌンチャクを回収して終了。立山駅あたりまで土砂降りの中帰った。

雑穀110613_003blog.jpg

雑穀110613_004blog.jpg

 

今日、ジョーズやチャックをやって思ったこと。余裕度が高まれば、岩が良く見えてくるということ。ジョーズやチャックのクラックのどこがどのくらいの幅でカムやナッツのどれが決まる、と言ったことがかなり冷静に見えるようになってきた。先週のオーバーヒートでもそう感じた。正直ボルダーの激しいムーヴはあまり気持ちが進まないのだが、クラックでの余裕度を高めるためと思えば、こちらもやらなければと考えるのである。

ボルダリングやボルトルートはスピーディーというか身軽にスポーティーに、それはそれで楽しいが、クラックはより深く岩を観察して登る楽しさやカムやナッツを使う楽しさがある。

とにかくクライミングは面白いね。

 

小川山2011

 かなり恐かったが、昨年の失敗を乗り越えるために1年ぶりの小川山へ。軽く岩に触って心と体を慣らすのと、小川山初見参のO谷さんにマラ岩に登ってもらうのが目的。

 レギュラーを登り、オーバーヒートにちょっと触った。

小川山 003blog.jpg

マラ岩のてっぺんで昼寝する余裕の人

 

小川山 005blog.jpg

オーバーヒートから下を見下ろす。今日2回のトライで光明が見えてきた。「イブ」のトレーニングも効いている。

小川山 008blog.jpg

恐る恐る昨年の転落場所を見に行く。よくこんな所を転がり落ちて助かったものだ。自分の幸運を喜び、山道を背負って下までおろしてくれた仲間や心配かけた人たちに、心の中で感謝する。

なかなか恩返しもできないけれど、自分にできるのはジムとクライミングをやり続けることだ。

 

水曜トレーニング

 入梅宣言はないものの、ほとんど梅雨。こんな日は桜が池でトレーニング。メンバー将棋魔王&M木さん。

体調は上々。気持ちよく10便出した。少しずつパワーアップを目指そう。持久力はそれに付いてくるはず。

桜 011blog.jpg

壁一面にヌンチャクを掛けるにはこれだけぶら下げていかなければいけないのです。

zakkoku001blog.jpg

先週の雑穀。このあと雨で退散。

 

月曜トレーニング

 どこか生岩へ行きたいが、この雨ではどこも濡れていそうなので、松本のジムへ。月曜休みのO谷さんと。登る前にカモシカで目の保養。ヘキセン3個購入。

オープン直後から張り切って登るが、相変わらず3級がやっとやっと。

しばらく登っていたら高岡のジムオーナー6ちゃんもやってきてびっくり。

今日の成果、3級6本。もう少しの3級4本。4級1本。

6月はゲッコーで2級にチャレンジしてちょっとでもパワーアップを図りたい。次に松本に来る時は3級10本以上登らねば。体調は上々である。

水曜一人恵那

 笠置ボルダー、下道で行ったらどんな感じかなと思ってドライブしてみた。41号線南下。下呂過ぎて257号線へ、万賀から山道に入ったら案の定ハマッタ。山間の細いウネウネの道は、それはそれで楽しいが笠置山を目の前にしながらなかなかたどり着かない。毎度の事ながら、きちんと道を調べて来なかったことを後悔する。

 いつもパートナーがいるとは限らないし、一人で登りたい時もある。かと言って高速で往復約1万、ガソリンで5千円程を一日のボルダリングで使うわけにはいかない。今日はそのための練習。

次回は257号線へは入らずに、41号をもっと南下して、白川から笠置山を目指したほうがいいかも。

それにしても恵那界隈は岩だらけでえ~な~。紅岩には驚かされるし、周辺を走っていると、敷地らしきところにクライミングエリアといっていいような大岩がある家もあった。

富山にはどうして岩がない?という嘆きはいい加減やめて、こつこつとジムを改善しながらトレーニングして、ボルダー、ボルトルート、クラックルート、バランスよく通いたい。

湯川

 クラックの練習で湯川へ。屏風山や雑穀のクラックを登れれば、小川山のクラックには結構対応できる。でも湯川や名張のクラックはまた一味違う。昨日もやられて帰ってきました。でも、楽しかった。少し通いたいものだ。

湯川003blog.jpg

フォーサイト5.10a/b

湯川004blog.jpg

湯川の洗礼を受けて手が痛くなった人

 

映画「岳」観てきました

 天気が悪く、シネマカードのポイントで無料で観れたので、ファボーレへ。

例によってクライミングや山岳シーンで、オイオイといろいろツッコミを入れるのも楽しみの一つ。

最近ますます涙もろくなって、何度も目を拭きながら鑑賞。全体としては良かった。もう一度観たいと思う。

(自分が心の中で入れたツッコミ)

 ・長澤まさみ、足長すぎ。可愛すぎ。救助の人は尊敬するけど、もしも富山県山岳警備隊にあんな娘が入隊したら、いろんな意味で崩壊するかも?

 ・長澤も小栗も着替えすぎ。キマリすぎ。最近はオシャレなクライマーが増えているが、自分のまわりにいる人が着ても野暮ったくなる(失礼)、ノースフェイスやマムート等々の服を、俳優さんが着るとやっぱりカッコいいのー。

 ・長澤も小栗も簡単にけが人や死体を背負えてスゴイ。あれで懸垂下降やクライミングをするのだから。一度、仲間を負ぶって懸垂してみて下さい。

以下省略。

個人的には墜落死体が何度か映ったのが良かったと思う。クライミングはほんの一瞬のミスやタイミングの悪さが、あんな風になる。足がちょん切れたり、頭蓋骨陥没したり。昨年ヘリで搬送された身としては、岩の前で人間は本当に簡単に壊れるというのが良く分かる。不注意ということももちろん含まれるが、クライミングには生と死が紙一重の所に存在する局面が頻繁に現れる。

遭難者が悪くて、救助する方が偉いとか、残された家族が可哀想とか、そんな単純なものではなく、ごちゃごちゃと複雑なそれぞれの人生が、登山やクライミングという行為によって浮き彫りにされる。

みんな一生懸命やっているけど、うまく行かないことの方が多い。時に遭難し、運が悪ければ死んでしまう。

そんな全ての人に小栗旬(三歩)は「よく頑張った。また山においでよ」と爽やかに語りかける。

なんか力をもらちゃったなー。

普段乱用している「ガンバ、ガンバ」と言う言葉も映画の中で小栗旬が盛んに言っています。

 クライミングジムを運営し、他人をクライミングの世界にいざなう生活をしているのだから、ジムに来る人にも出来るだけその辺の所を伝えたい。しかしそれは単に叱ったり、注意したりというステレオタイプなやり方でなく、人まねでないゲッコーのスタイルで伝えていきます。

 

 

 

トイレ記念日

「立ちションはだめよ」と君が言ったから五月七日はトイレ記念日

本日よりジムのトイレ、水道が使えるようになりました。