小川山2012年6回目

 朝5時に集合して小川山へ。メンバーOイ。

9時7分廻り目平着。濃いブルーの空は小川山の秋。

9時32分仏岩着。1回だけバナナクラックのビレー付き合ってもらう。

岩の状態は完璧。結果は微妙は進歩はあるものの全くだめ。技術、パワー、メンタル全てが足りない。

でも登りたい気持ちは、だんだん強くなってきた。日々バナナクラックを想ってトレーニングするぞ!

1時間半ほど仏岩、あとはOイちゃんのお好きにどうぞ、ということでタヌキ岩へ。

トロロには気後れしたので隣の、自然薯5.11a/bから。

ヌンチャクかけながら途中敗退したOイに代わり、テンション交えて上まで抜けてムーヴを見せたら、Oイ君しっかりそれを参考にして、2回目であっさり登ってしまう。しかたなく、自分もRPする。最近このパターンが多い。心地よいプレッシャーを感じながら登れているうちはまだいいが、そのうち彼は自分には手の届かないグレードへと進んで行くのだろう。少しでも若者の上達について行けるよう自分も頑張ろう。

次は月光5.11c。Oイ最上部抜けれず敗退。私なんとか終了点まで抜けて即回収。

出だしはジメッとして登攀意欲を削がれるが、登ってみると、ハングあり立ちこみあり、バラエティーに富んだ好ルート。名前からして、いずれきちんと登っておきたい。

最後はボルダー。Oイ、エイハブ一撃。淀みなくきれいに登る。そのあと緑のマントに触り、暗くなったので撤収。ボルダーももう少ししなくては。

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ミニコンペとカサメリとスティーブ・ハウス

 9月6日(木)、夏バテが回復し切らずジムでボーッとしていたら、それに喝を入れるがごとく、大魔王がミニコンペをやろうと言い出した。居合わせたSッキーにも手伝ってもらい、急遽30課題を作り、得点表も作る。この30課題に9月9日(日)19:00までトライ。1課題につき一撃5点、以降1点、登れなかったら0点とし得点を競う。ジムに来る人に半ば強制的に参加(エントリーフィー300円)してもらい、参加賞ソイジョイを渡す。みなさん楽しんでいただけたようだった。

優勝は最近絶好調のCんペイ、2位オッシー2号、3位は同点で校長と班長S倉。豪華賞品が進呈された。

 

 9月12日(水)

 宿題を回収しにカサメリへ。メンバーO井、ガイド雪男。

8時37分、カサメリ沢コセロック着。雪男氏はスティーブらと同行し不動沢の屏風岩とかに行っていたそうだ、とあとで聞く。

宿題のワニワニ5.11bは最後独自ムーヴでなんとか登る。

次に漁師の娘5.11cにトライ。O井ユージコージは、核心のムーヴをアドバイスしたら、2回目であっさり登る。アドバイスした方は3回やっても登れず。しかし、次回は行けそう。登ってやろうという気合が相変わらず出ない。そおいう気合がなくても登れるように、肉体的余裕度を少しでも上げるトレーニングを日々やらなくては。

雨が降って来て、一旦芝生広場まで戻る。ミズガキボルダーを少し見て、マットがないのでブルーというかグリーンシートを敷いて、低めの課題に触る。ここでもユージコージは強く、初段の課題がもう少しで登れそうだった。私は全くだめ。

 この日の夜、ミズガキのキャンプ場でパタゴニアの小さなイベントがありスティーブ・ハウスが来ていた。準備が整うまでの待ち時間、持って行った彼の著書「垂壁のかなたへ」にサインしてもらった。

世界最強のアルパインクライマーのサインには「GO SIMPLY、CLIMB WELL」と書かれていた。

日頃、ウジウジと能書きの多い中年クライマーにとって、もっと単純に純粋に、ただクライミングを楽しもうというメッセージに受け取れた。

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ガスが降りてきたミズガキの岩場。

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スライドショーの準備をするスティーブ・ハウス。上手く撮れんかった。

 

 

雑穀9月

 夏の疲れは少しずつ取れてきたが、遠征の気力が湧かず。雑穀へ。

登る気力もあまりなく、チャック、サンセット、一人前を触っただけであとはビレー。

日が照ると真夏の暑さ、陰ると秋の涼しさ。ミンミンゼミが過ぎ行く夏を惜しむように鳴いている。

トップロープで5回ほど練習したあと、S村はサンセットをRPした。

Sッキーは、サワコにトライし(次は行けそう)、Oイは一人前に跳ね返され、元気な大魔王も現れ、神様が大日岳から降りてきた。

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