捻挫その後

 捻挫してから10日経った。平坦なところでの歩行は普通に近づいてきたが、階段の下り、柔らかいマットの上に立ったりすると、まだくるぶしがグキッとなってかなり痛かったりする。

 全く食べる量、飲む量変えてないのにこの10日の間に体重が3キロ近く増えてまた元に戻るという不思議な体験をした。負傷箇所を治すために体が水分の放出を抑えて、炎症箇所をむくませて、役目を終えたら小便として出すのではないかと、自分勝手に解釈している。

 走れないのは歯がゆいけど、イライラしてもしょうがないのでひたすら読書。

何か一つ失えば、何か一つ得るものもある。そんな妙に達観している自分も、どうかなーとも考える。

もっと、何か、こう、魂を熱くするような渇望というのは、もうこの身からは出てこないのだろうか?

でも昨夜、テレビで癌に侵されたトレーナーとともにボクシングを続けるしずちゃんをみて、ちょっと感動した。

 何気なく元旦のブログを見たら 「皆さん、故障と怪我にはくれぐれも気をつけて、目いっぱいクライミングを楽しみましょう。」などと書いていた。「お前のことだろ!」と自分で自分に突っ込みを入れておいた。

 

初登り→捻挫

1月9日(水)今年初生岩。いつものO井君と豊田・大田エリアへ。

しかし昨日から腰の状態が思わしくない。かといって、12月19日(水)から3週間生岩に触ってないのでとりあえず行く。

9時35分、俊トラ岩着。

すぐに「俊トラ」にトライ。調子は良くもなく悪くもなし。2時間ほど休み休みトライするがだめ。

近くの一休さんエリアに移動。岩は苔が多く、やる気がでてこない。せっかく来たんだからもう少し練習しておこうと、O井を残して13:30ごろ「俊トラ」に戻る。さっきまで賑やかだったが、みんな他へ移動して、自分一人で、ぼちぼちとトライする。

15:10、トライする内に体が動くようになって来て、左上ダイクの一番上まで余裕で行けた。左のピンチに手をのばそうとしたときに、マッチした手がスポンと滑って落ちる。落ちる瞬間は「これは今日登れるな!」と少し微笑んだと思う。しかし、着地がまずかった。マットと地面の段差に丁度左足が乗って、足首が異常な向きにねじれる。正直ビビッタ。むりやり直したらゴキッっと元に戻ったので。しばらくボルダーマットの上で青空を見て仰向けになっていた。ここ3ヶ月、ランニングもきちんと積み重ねてきたのに、「あぁ~あ、やっちゃった」といった感じ。幸い痛みはそれほどなく、バッグの中に、昨年の大町マラソンで使ったアイシングのキットがあったので、それで足首を冷やして固定。

15:58、ボルダーブラシのポールを杖にして、O井君にマットを持ってもらい、短いアプローチをやっと歩いて車に戻った。

自分は3年周期で大小の怪我をしている。今年はその年。

落とし穴はどこにでもある。自分はそれにはまりやすい、どんくさい人間であることを自覚して、安全第一でクライミングしたいものだ。と口では言っているが、俺は本気でやれば運動もそこそこできるし、体力もまだまだ捨てたもんじゃないと、心の奥で思っているから始末に負えない。

 1月10日、家の近所の整形外科でレントゲンを撮ってもらったら骨、靭帯には異常ないとのこと。

レントゲン撮る前は「酷かったらどうしよう」と思っていたくせに、異常ないと聞いた途端、「あれだけ曲がったのに俺って丈夫じゃん」と思ってしまうから、バカだ。

分速20m位でしか歩けないので、しばらくは大人しく、本でも読んで暮らそう。