ゲッコー大賑わい

 2010年1月も今日でおしまい。今日はゲッコーの事業化を宣言(2009年3月)して一番の賑わいだったかもしれない。30分無料体験者、ファミリー、常連含め40名以上の人たちが入れ代わり立ち代わり訪れた。

週に何日かこの位来てくれると私の生活にも光が射してくるのだが、同時に受け入れ態勢の整備ももっと必要になってくる。受付の仕方、更衣室、トイレ、水道、レンタルシューズや駐車場、ジムでのマナーやルール説明、指導方法等々。経営サイドの話だけど、全ては収支のバランスをとってコツコツと進めていくしかない。

まあ、それはそれとして、とにかく来て下さった人の「楽しかった」の一言が自分に力を与えてくれる。そして、自分がてんてこ舞いしているときの常連さんの自然なフォローが、本当に有難い。

クライミングを通して、皆さんに恩返しできるよう頑張ります。

 

 

シンプル・ライフ

 昨年12月から、1冊のマラソン教本を信じて自分なりに体系立てたトレーニングを行っている。

何をするにも情報が氾濫する昨今、クライミングにしろランニングにしろ、自分にあった上達法を見つけるのは大変難しい。マラソンのトレーニングにしても、本屋にあれほど沢山のハウトゥー書が並んでいたり、ランニング月刊誌でも毎回違ったトレーニング法が紹介されていたり…、何を信じたらよいかわからなくなる。

 最近、あらためて思うことは「明確な目標を決めてシンプルにトレーニングする」ということの大切さ。

自分の場合、ランニングは3月の能登マラソンと7月の富士山、クライミングはとりあえず2月28日のペトルーシュカ、4月のサワコ、オーバー・ヒートが現在の目標。トレーニングはランニングは毎週30km以上のロング走、3時間LSD、できれば10km程のレースペース走を行う。クライミングは毎週桜ケ池で5.12程度を何度も登り、ゲッコーで苦手ムーブの練習、負荷懸垂少々、キャンパ少々といったところ。

 2009年からは生業もシンプルにゲッコーだけと決めた(たまにライターもしますが)。

シンプルな生活は人との関係もリアルにダイレクトに自分に跳ね返ってくる。簡単に言えばゲッコーに人が来なくなれば生活が破綻するということ。かといって人に擦り寄るだけでは、自分の人生はボヤけてしまう。

クライミングでランナウトしているときのようにシビレル毎日。しかし、それが自分の力量を信じ、冷静に判断したものでなければ、単なる無謀。そこには大怪我か、へたをすれば死が待っている。

 

  

 

 

二子山

 久々の二子山。ゲッコーから6名(Y江、K北、Rクちゃん、Pろ、Tっキー、わし)、朝日F岡軍団6名。計12名の富山県選手団が二子山を席捲するかと思ったが、現地はそれを軽く上回る人々で、富山県民はあっというまに飲み込まれてしまったのであった。

 Y江先生は相変わらずの好調ぶりで5.12を2本ゲット。私は少々日和気味。5.11aでアップして、ペトルーシュカに2トライ。ムーブはできたものの繋げる余裕はなかった。広場の短い12bも一回やったが、ちょっと力不足。長いルートで苦戦していたTっキーはこのルートを2撃。

久々の二子でもそこそこ動けたので、自分としては今の日ごろのトレーニングは有効だと手ごたえを感じたりもした。

富山では考えられない青空と沢山の仲間でとても楽しめた。

 

水曜桜

 20日、復帰後着実に体調を戻しつつあるK北さんと桜ケ池へ。フリークライミング同時代を生きたもの同士、オンタイムで話が合うのが嬉しい。現地でS棒くんと同僚君、N臣さんと合流。

 久々に外壁を登る。このところの寒さが嘘のようなポカポカ陽気で、半そでTシャツでも快適。

今日のトレーニング内容は左壁で8便。オレンジ5.11cヌンチャクかけながらアップ。朝一は体が動かない。赤5.12aヌンチャクかけながら3テン位で一回登り、少し休んでPRしようとしたが繋げれなかった。緑5.12bヌンチャクかけながらノーテンで登れた。黄5.12c2トライ2~3テン。再び赤12a、2テン、疲れてきた。ヌンチャク回収のため青5.11b、疲れて上部のガバでも指が開いてきてテンションかけてしまった。上腕に心地よい疲労。良いトレーニングができた。

ランニングの30kmロング走同様、城端外壁のリードトレーニングを春が来るまで反復したい。

 

 

日曜ゲッコー賑わう

午前中、富山市総合体育館で3時間LSDやってからゲッコーへ。

入善F岡軍団が大勢で来てくれ、加えてお父さん&子供ペアが3組、あと常連が数人で、賑やかサンデー。確実に増えているお客さんのためにも、水道、トイレを早く付けたい。

12月半ばから週サイクルでよい感じでトレーニングできている。クライミングは桜が池でリード、ゲッコーでボルダー、あとたまに外岩や他ジムへ。ランニングは30kmロング走、3時間LSD、10km程度レースペース走。6週間くらいこのサイクルを反復できている。昨年末から雪が酷いが、割り切って体育館や桜が池を活用しているのが良い生活リズムを生んでいる。

まだまだ当分は資金繰りや確定申告で精神的に追い詰められる日々が続くだろうが、地道にトレーニングを継続するのだ。

2010年水曜クラブ始動

今年最初の水曜クラブ。ほぼ固定メンバーで昨年の初夏あたりから、自然発生した水曜クラブだけど、常連の継続を大切にしつつ、プラスαのメンバーで今年も始まった。

今回は福井の有名ジムRスケイプへ小遠征。メンバーはRスケ常連のGり子を旗振りにY江魔王、会社の後輩新人N島、そして水曜クラブのM田、S棒と私。個人的にはRスケオーナーとちょっぴりお話ししたかったのと、最近上向きの体調でとにかく登りたかったので、楽しみにしていた一日である。

特別にオープン時間を早めてもらい充実した4時間余りを過ごさせていただいた。

いたずらにだらだらと長年クライミングをやっていて、登りの形や考え方が凝り固まってしまった自分の様な人間には、いろんな刺激が必要。ゲッコー以外のジムで登ったり、様々なタイプのクライミングをすることでその刺激が得られる。そもそもゲッコーをやっているのは、たくさんの仲間から自分にないもの、自分が失ってしまったものを思い出させてもらうためかもしれない。

帰りの高速は一時ホワイトアウト(大げさ)になりそうだった。

 

 

お知らせ

平成22年北信越国民体育大会山岳競技、今年は富山県での開催です。

7月24日(土)ボルダリング競技 会場:ゲッコー

7月25日(日)リード競技 会場:桜ケ池クライミングセンター

となっております。

メインのルートセッターは東京から招く予定ですが、その他審判員(4名ほど)、セッター補助(4名ほど)、ビレーヤー(6名ほど)を募集しています。

審判員、競技役員は資格が必要ですが、講習を受ければ簡単にとれます。そのための研修が来月2月20日(土)21日(日)に富山県総合体育センター(富山空港の横)で行われます。経験は特に問いませんので、ゲッコーをご利用の皆さんで興味のある方はぜひ参加してみて下さい。クライミングの世界が少し広がると思います。詳しくは私まで。

ゲッコー家族連れで盛り上がる

成人の日のジムはファミリーで盛り上がった。三家族のお父さん、お母さん、子供たち計10数名が入り乱れ、ボルダー、トップロープ、スラックライン、鬼ごっこ…と元気いっぱい。

とても一人では相手ができないところへ、ただ今絶好調のY江大魔王が来てくれて助かった。本当にいつも有難う。大魔王の軽やかなデモンストレーションに、このときばかりは賑やかだったジムが静寂に包まれた。

昨年末からの子供たちや女性たちの増加(数名だけど)といい、今回のファミリーといい、今までのコアな層以外のクライミングに関心を持つ人達が気軽にゲッコーに足を運んでくれている。

そんな人たちが快適に遊べるように、何とか今年は水道、トイレを付けたい。(自分のためでもある。最近年のせいかチカイんです)

子供登り始め

 今年最初の子供たちのトップロープクライミング。昨年11、12月と来るたびにスムーズに登っていた子供たちが冬休みの間に登れなくなっていた。子供でもやっぱり忘れるんですな~。

大人と子供の時間感覚と言うものを考えてみた。大人になると年を重ねるごとに加速度的に日がたつのが速くなる、というのは誰しも感じること。逆に自分が子供の頃をふり返って見れば、夏の一日などすごく長かったような記憶がある。冬休みをはさんだ2週間前は子供にとってはずいぶん過去のことなのかもしれない。

 まあ、うまく登れるに越したことはないが、みんな壁に張り付いて、楽しみ、恐がり、一喜一憂してくれればそれでいいのだ。クライミングは人生のメタファーだ、などと屁理屈をつけるのは人生を終えようとしている年寄りに任せておけばいい。

水曜日

 いつもの水曜クラブメンバーは仕事があったり、故障があったりして、本日は自分のトレーニングモード。4年位ぶりにロープを付けるというK北さん、調子を上げているY江くんと桜ケ池へ。冬休み中のUスケ、Rョウがボルダーする横で、リードトレーニングに打ち込んだ。ゲッコーメンバーとともに登ることが今の自分の生活のメインであるけれど、とりわけ古くからの仲間と登るのはなんとも良いものだ。

今のところ調子は上向き。故障だけは絶対しないように、トレーニングを続けよう。

帰宅してシャワーして体重を測ったら65.5kgだった。標準体重よりかなり重いけど気にならない。

これまで何度も減量を考え、何回かは成功もした。しかし、そんなことよりも、とにかく走ったり登ったりが楽しい今の精神状態が良いと思う。