第22回ヒスイの里山岳マラソン

 毎年出ている青海のマラソン。今年も工場長と。

昨年4月から月間130~190km、今年に入ってからは150km以上はコンスタントに走っているので、昨年の同レースよりは速く走れると思ってはいたけれど……。結果は3時間7分。

8分程速かっただけ。3時間は切りたかったのだが、まだ力及ばず。しかし45歳以上の50位以内ということで掲示板に張り出されたので少し嬉しかった。富士山まであと1ケ月と少し、坂道を力強くグイグイと登る脚力をちょっとでも付けたいものだ。しかし、その前にコンディショニング優先。きちんと疲れをとって、故障のないように暮らしたい。

青海の岩場で登っておられた、女王様とOッシーに結果報告してから、帰路につく。

工場長のケツ痛、早く治ることを祈る。

雑穀谷・松の木フェイス

 昨日に引き続き雑穀。O谷さんとマルチ練習。

「日本100岩場④東海・関西」P169の⑤と⑩のライン、すなわちブラック5.10cと卒業5.10を2ピッチもしくは3ピッチで登るラインをマルチの練習用でたまに登っている。

卒業のラインは1ピッチでも登れるが、真ん中あたりクラックを登ったところに良いビレイポイントがあるので、ここでピッチを切った方が、高度感を味わいながらセカンドビレイできたりして気持良い。

このピッチは、下部のハング越えが結構悪く5.10cかd位。上部のクラックは短いながら雑穀では一番美しいクラックのひとつで、サイズはオフハンド~ハンド。ジョーズのようにクラック横にしっかりとしたボルトが打ってあるが、ここはそれを使用せず、カムをきちんとセットして登るのに最適。グレードは5.10bかcだろう。このピッチにたどり着くまで一手間あるが、おすすめのルートだと思う。

 

しかし、今日はアクシデント多発。上記クラック手前にある、いつも掴んでいる突起状のホールドがパカンと外れて落下。ビレイヤーに当たりそうになるし、ロープ操作のミスがあったり、カラビナを落としたり(これは偶然、懸垂下降中に見つけた)危険な局面が幾つかあった。

技術を見直し、慎重、安全なクライミングを心がけなければ。

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卒業の真ん中あたりのビレイポイントから。

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 ホールドが欠けた部分。シーズン初めは特に岩が不安定なので注意が必要!

 

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懸垂下降で取り付きに降りて来て、ロープを束ねているときに発見。

たぶんあのとき…。

 

クライミング教室

 普段は平日しか行かない雑穀谷だが、ここ何回か教室のため土日に訪れている。

毎週15台以上の車が止まっており、なかなかの賑わい。

6月1日は、講習生のKジさん、会員のU木さんと。

堰堤フェース、サンセットなど。自然の岩の肌触りに、何か良いものを感じておられた様子でした。

 引き続き、リードクライミング教室も開く予定です。